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LAZYgunsBRISKYLAZYgunsBRISKY
LAZYgunsBRISKY

バウンディ 2011-05-25
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チープながらも只者ではない魅力を放っていたインディーズ作「QUIXOTIC」から3年。かの浅井健一との共作、海外での活動などを経た確実なステップアップの証は、シンガロング出来そうな即効性抜群のポップロックと、ジャケットが示すカラフルでゴージャス!大胆不敵なガールズ・パワー炸裂するバンドサウンドに表れており、特にハードロックよろしくなベースのカッコよさといったらない!ただ、その結果、超~がつくほど個性派であったはずのヴォーカルが至って普通のそれ、になってしまったようにも思うが・・まあ、ヴィジュアルやパフォーマンスを含め、ライブでこそ真価を発揮するバンドであることに変わりはなく、今後も突っ走ってくれることを期待!

01. A-CHA
02. B.o.Y(Behavior of the Young)
03. RE-LIVE
04. Song for me
05. WANTED
06. Q
07. 18
08. Here We Go
09. Freak
10. Beat you out
11. It's gonna be aliright

B.o.Y PV
「チェリ~ボ~ム♪」とか言ってもおかしくなさそう
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2011.06.02 
quixoticquixotic
LAZYgunsBRISKY

3d system(DDD)(M) 2008-04-16
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2008年、神奈川県出身、四人組ガールズ・ロックバンド、デビュー作。個人的に、琴線触れまくったバンド名、"れいじ~がんずぶりすき~"。そのセンスの良さに、思わず参りました!と言わざるを得ず、Led Zeppelin等、クラッシック・ロックの影響を覗かせる70年代テイストのギターを中心としたポップロックは、ドスを効かせたユニークなボーカルを最大の持ち味としているものの、妙~に間奏の多いソングライティングは腑に落ちない。T2「Michigan」のようなキャッチーさがあるのだから、素直にメロを聴かせて欲しい気も。ポテンシャルは申し分ない。兎に角、行きつく処まで突っ走ちゃってください!

01. WOW!
02. Michigan
03. Hello, my name is Bitch
04. Gotcha
05. Hey
06. People in the motion
07. la la la
08. The Trip
09. Help me, rock'n'roll
10. Indian's song
11. Never mind

2008.05.09 
娯楽(バラエティ)娯楽(バラエティ)
東京事変

EMIミュージック・ジャパン 2007-09-26
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07年、東京事変第三弾。作曲はメンバーのペンによるもので、そのことがもたらす影響は少なからず出来と関係しているものの、レトロな鍵盤がアクセントとなったノスタルジックなポップ・ミュージックのほのかな甘さと、唄とリリックに徹した椎名の魅惑的な一面に、思わず翻弄されてしまいそうになる。あくまでも、事変を単体のロックバンドと位置づけるのが正解だとは思うが、そもそも事変とは、椎名林檎が手にした必殺技(バンドサウンド)ではなかったか?そのものズバリの娯楽要素満載ではあっても、やはり物足りなさは否めず、お粗末なデュエットなどもってのほか。それでも、椎名に負けず劣らずの個性の集合体が生み出した、技ありの一枚を前に、我々はひれ伏す以外に手はない。

01. ランプ
02. ミラーボール
03. 金魚の箱
04. 私生活
05. OSCA
06. 黒猫道
07. 復讐
08. 某都民
09. SSAW
10. 月極姫
11. 酒と下戸
12. キラーチューン
13. メトロ

2008.03.25 
THE ELEPHANT KASHIMASHI BESTTHE ELEPHANT KASHIMASHI BEST
エレファントカシマシ 宮本浩次 高緑成治

エピックレコードジャパン 1997-12-01
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不遇時代の初期作品を集めたべスト盤。現在で言えばサンボマスターのような厚かましさと面倒臭さ(汗)を持ち合わせたロックは、凝視できないにしても、決して無視することはできず、歌、ギター、ベースとドラム、わずかこの4つの音しか存在しない、至ってシンプルなバンドサウンドを持ち味とし、それを従えた宮本のワンマンショー的な作風は、デビューから一貫した高評価につながっている。まあ、売れてこそ彼らの豊かな人間像に気づかされたりもするわけだが、貯まりまくったフラストレーションのはけ口としての歌。それらが大音量で聴く者を威嚇し、ひとつひとつの言葉を吐き捨てるようにがなり、ブチ切れ寸前まで捲くし立てる。しかしながらその言葉は、聴く者によってはガラクタ同然(!?)ではあるものの、問題は、エキセントリックなその"様"にあるわけで、つまりは「奴隷天国」。宮本浩次という痛快極まりない男の、こんな泥臭いロックもたまにはいい。

01. ファイティングマン
02. デーデ
03. 星の砂
04. やさしさ
05. ポリスター
06. 優しい川
07. サラリ サラ サラリ
08. 珍奇男
09. トゥー・ファイン・ライフ
10. 奴隷天国
11. いつものとおり
12. もしも願いが叶うなら
13. 誰かのささやき
14. 星の降るような夜に

2008.03.21 
Chronology a young persons’ guide to GrapevineChronology a young persons’ guide to Grapevine
GRAPEVINE 田中和将 高野勲

ポニーキャニオン 2004-03-17
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ダウナーな曲調に哀愁を帯びたメロディ。
バンドサウンドの極みが生み出した傑作。

つまりは「スロウ」。

か細いが、独特の気だるさが癖になりそうなヴォーカル。
70年代テイストの歪んだギターと、グルービーなリズム隊。
どのパートにも感情の渦があり、正に聴き手に迫ってくる。

これぞグレイプバイン!?

「スロウ」以外はよく分からんが、いい曲は多い(苦笑)。
(「Breakthrough」では、"ジム・モリソン"との歌詞も・・)

01. BREAKTHROUGH
02. ぼくらなら
03. 会いにいく
04. BLUE BACK
05. ナツノヒカリ
06. 風待ち
07. discord
08. Our Song
09. ふれていたい
10. Reverb
11. 羽根
12. 光について
13. スロウ
14. 白日
15. 君を待つ間
16. そら

2007.08.27 
fgfgfgfg.gifTHE BAND ON THE ROOF
SHADY DOLLS

テイチクエンタテインメント 1988-07-21
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1988年、3枚目。"ロックが好きで演奏したいだけ"。そんなロック馬鹿が5人集まったら・・おそらくこんなバンドになる。一言でシェイディ・ドールズとはそんなバンドだった。失礼な言い方だが、大きな成功がなかったのは必然で、良い意味でアマチュアリズムの見え隠れが魅力的であったのだ。
それでありながら、泥臭く骨太なサウンドを実現できたのは、考え抜かれ、選び抜かれたバンドアンサンブルと、ソングライター兼ギタリスト塚本の天才的なリズム感ではなかったか。彼が生み出すファンキーなノリ、切れ味鋭いギターワークは、ただのスト-ンズ好きに留まることないオリジナリティを生んでいた。

エネルギッシュであった前2作と比べ、大人びた雰囲気を持つこの作品は、音が良く、輪郭がハッキリしたことで、彼らの良さが十二分に伝わってくる。日本人でありながらの"黒っぽさ"も彼らの特徴で、T2「奴隷」はその賜物だろう。チープなイントロに始まり、絡まるツインギター、地を這い唸るベースとタイトなドラム。弦を弾く音が聴こえるほど臨場感たっぷりの、天才・塚本の冴えるギターソロ。思わず身震いしてしまうこと請け合いであり、全10曲、楽曲の良さは勿論だが、アコースティックの切ない響き、十八番のスライドギター、レゲエやファンクなど多様な音楽性は、懐の深さを見せつけ、飽きのこない作品でもあるのだ。

そして一癖、いや、二癖ある、酔いどれ詩人・大矢郁史。
横文字を好まず、日本語に拘り、不器用であるが実直な男の生き様や哲学を歌った歌詞。一つ一つの言葉を、抑えきれない切実な感情を、搾り出し、吐き捨てるヴォーカルスタイル。トレードマークの甘く切ないしわがれ声は、豊かな表現力と感情移入によって大きなヴァイブレーションを生み、圧倒されつつも聴く者を掴んで離さない。この吸引力こそカリスマと呼ぶに相応しく、一見街のチンピラにも見えそうな風貌や、ツンツン立った髪からも、SIONを彷彿とさせるという方もいるだろう。

この後、名曲「1人ぼっちの吉祥寺駅前」や、最高傑作と名高い「Rough Diamond」をリリース。更に広がったサウンド、ポップに磨きがかかり聴きやすいとは思うが、王道過ぎる印象を受ける。本作こそ彼らだと感じてならないが如何であろうか。

しかし…、シミジミ思う。
「いいバンドだな」と。

01. 虫かごの街
02. 奴隷
03. ブラック・レイン
04. シャイン・ライト・オン・ミー
05. キライになれないキラわれ者
06. でくのぼう
07. ゼンマイじかけ
8. そんな格好いいもんじゃない
09. 屋根の上のギター弾き
10. 好きと云わせたい

2007.07.30 
LESSON 1LESSON 1
レッド・ウォーリアーズ

コロムビアミュージックエンタテインメント 1993-10-21
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"SEX、DRUG、R&R"
このド派手なキャッチコピーを引っさげ、レベッカの首謀者として既にプロとして活動していたシャケ(木暮武彦)が、"ポップよりもロックだ!"と決意表明したのはもう20年も前になる。ゴージャスでワイルド、下世話ながらロマンティック。意図したロック・スター像を、見事なまでに演じるふてぶてしさ。否定はしないが、この能天気さこそ80年代の象徴であり大きな産物で、同時期アメリカでは、エアロスミス・リバイバルなどがあり、70年代ロックバンドが見直されていた時期でもある。スティーブン・タイラーを真似たグラマラスなバンドが多く存在した中で、ここ日本の代表的な存在であった。

このシャケというミュージシャン、中々の曲者だ。そもそも"ロックは古い"との思いが"レベッカ"だったはずだ。このレッズでも、"ロックはアメリカ"と「Casino Drive」、「King's」を、"やっぱブリティッシュかもな"と「Swingi' Daze」、挙句の果てが"日本でプロ、アメリカでアマチュアとして活動する"であった。結局解散の道を辿るが、その後単身アメリカへ飛び"Casino Drive"なるハードロックバンドを立ち上げることになるなど、手を変え品を変えては己の道を突き進んだ人である。そんな七変化を遂げた人であるが、詰まり何をやってもセンスがいいという人で、天才である。このバンドの世界観や言動にはまるで興味はないが、音楽性は優れていたと認めざるを得ないのだ。

この1stは、己のロック感がストレート出ている作品で、単純に曲が良く、キャッチ-なメロディが満載。シャケのサムピックを使った独特なカッティングは決して真似できない境地にあり、シングルコイルのギターサウンドが五感を刺激的に擽る。リバーブ効果により退廃的なムードを醸しだし、生生しくエネルギッシュ、スケールの大きさを感じさせるロックン・ロールを展開している。
そして、ダイアモンド・ユカイこと、田所豊。おそらくいい奴だが、強烈な個性というよりは、天才シャケの気まぐれに感化され、振り回されながらも、ミーハーで破廉恥なロックスターという"キャラ"を演じきったパフォーマーである。今となっては懐古趣味以外の何ものでもないのだが、この1st作品を薦める理由。それは"唯一、ユカイがカッコイイ作品"であるからに他ならない。野太く荒々しい彼のシャウトは、正に"ロケンロー"。"シャケの僕"に成り下がる前のユカイをご堪能あれ。

(余談だが、このユカイとだぶる元XのTOSHI。彼も天才YOSHIKIに"してやられた"口だと思う)。

01. Shock Me
02. Outsider
03. Blue Boys Blues
04. Black Jack Woman
05. Bad Luck Boogie
06. Birthday Song
07. Wild Cherry
08. Abazure
09. Guerilla

2007.07.29 
平成風俗(初回限定盤)平成風俗(初回限定盤)
椎名林檎×斎藤ネコ コマエノオーケストラ ノラネコオーケストラ

東芝EMI 2007-02-21
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こんな林檎を待っていた。2007年、映画「さくらん」のサントラとして自らの作品を大胆にリメイク。縦横無尽のバンドサウンドで度肝を抜いた東京事変とはまた違い、メローでムーディーなサウンドを、オーケストラ仕立てで聴かせてくれる本作。椎名と同じくマルチな音楽性を持つ、斎藤ネコとの相性もあるのだろう。安心感、ともすれば懐かしさすらある表情豊かな歌声が、ジャズやクラッシックの要素を強く含んだスタンダード性を持つ楽曲を華やかに彩っており、どっぷり浸るのもいいがBGMとしても最適な一枚。ワイン片手に、至福の一時を過す…ってのもアリかも。

01. ギャンブル
02. 茎
03. 錯乱
04. ハツコイ娼女
05. パパイヤマンゴー
06. 意識
07. 浴室
08. 迷彩
09. ポルターガイスト
10. カリソメ乙女(TAMEIKESANNOH ver)
11. 花魁
12. 夢のあと
13. この世の限り

2007.07.28 
大人(アダルト) (通常盤)大人(アダルト) (通常盤)
東京事変

東芝EMI 2006-01-25
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噛めば噛むほどその正体を見せてくれた、2006年、東京事変第2弾。
ジャズありボサノバありのレンジの広い音楽性は、タイトルが示すアダルトな、どこか"優しい"大人のそれを具現化しており、彼女が言わんとしていることが今もって何なのかわからないが、理解しがたい、聴き取り難いことで五感が素直に反応する。
クオリティで言えば、もはや無敵。ポピュラーミュージックになくてはならない一つのジャンル。
よりスタンダード、より平均的な存在になることを願うばかりだ。

01. 秘密
02. 喧嘩上等
03. 化粧直し
04. スーパースター
05. 修羅場 adult ver.
06. 雪国
07. 歌舞伎
08. ブラックアウト
09. 黄昏泣き
10. 透明人間
11. 手紙

2007.07.27 
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
サンボマスター 山口隆

ソニーミュージックエンタテインメント 2005-08-03
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先日、NHKの「トップランナー」に出演していた。ロック=生命、とは最高のお言葉。ルックスは良くない。音楽性は趣味じゃない。「新しい日本語ロック」とも思わない。正直、忌野清志郎の若かりし頃・・という印象も受ける。だが、紛れもなくロックだな。

人が求めてる、自分達が求めてきた、得体の知れない何か。
その何かを、彼等は"愛"と呼ぶそうだ。
"がなって"いるだけにも聴こえる歌声に、どうぞ熱くなって下さい。

1. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
2. 熱い砂と悪い雨
3. 僕に捧ぐ

2007.04.11 
B0002KP418教育
東京事変 椎名林檎

東芝EMI 2004-11-25
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ある意味ベタで、強迫観念を押し付けられてる気がしていたのは間違いであったようだ。思惑通りの濃密なバンド・サウンドを展開。その説得力は、決して一筋縄ではいかないだろう。歌謡ロックの甘いメロディ、鼻につく巻き舌、余計なビブラート。それでも自ら素っ裸になる彼女を凝視してしまうのは、どうやっても彼女流になってしまう、音楽性の高さ故であろうか。彼女達は如何に突き進むか、そっと見守りたいと思わせる、本物のバンドである。日本のロックも、まだまだ捨てたもんじゃない。「サウンドが全てを語る」その希少性からも、期待は膨らむ。

オープニングの「林檎の唄」に、早くもクライマックスが訪れるが、永遠になえそうにない"絶倫ロック"に圧倒されまくる。中毒性抜群の声は、究極のオルガズム。イキっ放し、感じっ放しの唄は論じる必要はない。どこかノスタルジー漂うメロディに、斬新且つハイテンション・ギター、骨太なリズム隊に、時代錯誤の鍵盤。重複するごちゃ混ぜサウンドが、息つく暇を与えない。

このざらついた肌触りは、凡人には辿り着けない領域と言えるだろう。しかし、もしこの作品が、狙ってないものだとしたら・・犯罪だろうか。

01. 林檎の唄
02. 群青日和
03. 入水願い
04. 遭難
05. クロール
06. 現実に於て
07. 現実を嗤う
08. サービス
09. 駅前
10. 御祭騒ぎ
11. 母国情緒
12. 夢のあと

2007.03.21 
B0007IMMWEWHITE ROOM
YOSHII LOVINSON

東芝EMI 2005-03-09
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新たなスタンスに可能性の見えない、「At The BLACK HOLE」から一年。あの時彼が居たあの場所からは、到底想像できない、等身大の煌きがこの作品にはある。とかく内へ内へと向かうパワー、趣味の域を出ていない感のある前作とのトーンの違いは、一目瞭然である。

Yellow Monkeyの晩年を思うとき、そこになかったものこそ「Call Me」ではないか。究極を求め、その内面を削る作業に彼の艶は増し、それ故に「信用」できるというものだ。それができる彼の人としての資質、カリスマは、歌い手として奥深いものであるし、その真摯な態度には、後ずさりするほどの険しさがある。

彼は、シンガーである。彼にとって、バンドサウンドこそ必要のないもの。この作品を聴いて、その思いは深まった。しかし、相変わらず捨て曲が多いのは愛嬌か。彼は、まだまだいける筈だ。気の毒に思えるほどに、唸りをあげる情念が真骨頂である。酷を承知で、糞が付くほどの真面目な彼が見たい。

01. PHOENIX
02. CALL ME
03. 欲望
04. WANTED AND SHEEP
05. RAINBOW
06. JUST A LITTLE DAY
07. FINAL COUNTDOWN
08. NATURALLY
09. トブヨウニ(ALBUM VERSION)
10. FOR ME NOW
11. WHAT TIME

2007.03.20 
B00005EJN2SICKS
THE YELLOW MONKEY 吉井和哉

ファンハウス 1997-01-22
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疑う余地のない最高傑作。ディープなロック。ストレートな自己表現であった「Four Season」は、吉井の言葉を借りるなら、プリミティブであろうか。さらけ出す事で、本来の素直さが出た作品であり、グラム・ロックなどと意図的に作られた、彼等のカルト的ヒーロー像は、自ずと和らいだ感がある。

ここには、彼等にとっての高みであった"ブリティッシュロック"への憧れが凝縮されている。彼等にとってブリティッシュロックとは、高尚なものであったのだろう。だからこその真向勝負。そこには、ごまかせない生生しい感情がある。押し寄せるサウンドの波に、我々も本気で立ち向かうのだ。彼等はそうなるであろうと思っていただろうし、やってのける自信は多分にあったはずである。

しかし全身全霊を傾け、意欲的に作られたこの作品以降の、トーンダウンは気になる。思惑が外れたかのような感覚が、彼等にあった気がしてならない。様々な変化を見せてくれたバンドではあるが、私にとっての彼等はここに居る。

01. Rainbow Man
02. I Can Be Shit,Mama
03. 楽園
04. TVのシンガー
05. 紫の空
06. 薬局へ行こうよ
07. 天国旅行
08. 創生児
09. HOTEL宇宙船
10. 花吹雪
11. 淡い心だって言ってたよ
12. 見てないようで見てる
13. 人生の終わり~For Grandmother

2007.03.19 
B00005GGCLYELLOW POP
ZIGGY

徳間ジャパンコミュニケーションズ 1992-06-25
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92年、不動のメンバーだと思われていた森重、松尾、戸城、大山。4人が繰り出すバンド・サウンドの終着駅であるこの作品は、賛否力論あったが、個人的に言わせて貰うのならこれが彼等の最高傑作であることに疑いはない。タイトルにはポップとあるが、実にロックである。様々な顔を持つ人間らしく、インテリジェンスが唸りをあげ、ロックが生きる証だと言わんばかりのバイタリティーを感じるのだ。

森重はソングライターとしてかなりの進化を遂げている。おそらくそれまでのチープさや、馬鹿さ加減のあるロック観では、"制限"を感じていたのではないだろうか。使われた言葉の数々には、それまでにはない広がりや奥深さが見えるし、その言葉のもつ意味をかみ締めながら歌う様は圧巻である。オーラに包まれた彼の表現力は、ここまでたどり着くまでに培ったものの大きさを映し出し、計算などないありのままを見せ付けている。

故に、弾け飛ぶエネルギーが、これ以降の彼等の未来を映し出しているようには到底見えない。無限の可能性を感じていただけに松尾、大山の脱退は残念でならなかった。

「Sweet Magic」、「午前0時のMerry Go Round」
これこそ賛否両論。この時期、森重と戸城はビートルズに凝っていたのだが、ものの見事にパクって見せた。「プラスティックの蝶が舞う」などの歌詞は、森重の豊かな人間像をも垣間見る事が出来る力作。

「Hot Girls In Black Leather」、「Clash Clash Clash」
いつものスタンス。18番。一回りも二回りもスケールアップした彼等の、怒涛のロックン・ロール。

「眠らない25時の街で」、「Stand By My Side」
森重のハイトーンが気持ち良く心に響く曲。彼のようにハイトーンを歌いきれるシンガーは、日本では希少であろう。色気たっぷりの、実力を存分に発揮した名曲。

そしてこの作品の最後を飾るのは「Empty Heart」。何故、空っぽの世界を示したのかは分らない。解体していくバンドと、己の解放であったのか。森重は、己の信念を現在も保ち続けていて、最近バンド名をZIGGYに戻し活動している。デビュー作から聴き返して見ると、スタイルへのこだわりも文句なしであったが、やはり数々の優れた楽曲を残してきたバンドである。今一度聴き直してみては如何であろうか。

01. Sweet Magic
02. Summer Days Forever~8月のマザー・スカイ
03. 午前0時のMerry Go Around
04. Rock The Night Away
05. Clash!Clash!Clash!
06. 眠らない25時の街で
07. Stand By My Side
08. 蒼ざめた夜~Too Fast to Live,Too Young to Die
09. Hot Girl In Black Lether
10. 訪れる夜だけに
11. のらねこKUROくん
12. Let's Do It With The Music
13. Empty Heart

2007.02.17 
B00005GF1EKOOL KIZZ
ZIGGY

徳間ジャパンコミュニケーションズ 1990-04-25
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90年、通算4枚目。実験的であった前作「Nice&Easy」。それまでの「カッコいい事だけをやる」というスタイルこそ変わらなかったが、何せ背伸びをした感もあり、彼等のキャッチーなメロディは影を潜めていた。しかしこの作品では、思う存分己のロック観を貫き、スケールアップされた彼等を見る事が出来る。

サウンドには特に大きな変化はないが、曲の広がりを感じさせるアレンジとなっている。彼等を一般リスナーに知らしめた「Gloria」の延長線とも言える「Don't Stop Believin'」。それらに見られるポップなアイテムは更に磨きをかけていて、ハード・サウンドに相まっている。様々なリズムを取り入れ、バリエーションも豊かだ。松尾のギターが以前よりも下手に聴こえるのは私だけであろうか。よく言えば、ルーズともとれるが・・。

何よりも2nd以降、森重の歌詞に変化が見られる。多くの印象的なフレーズが放たれ、意味を持つようになった。相変わらず"ロックな言葉"は随所に見られるが、彼は彼の世界観を躊躇なく主張するようなり、内面の変化が感じられる。その証拠にそれまで聞き取りにくかった歌詞は、極力はっきりと歌う意思が見られ、彼の優れたメロディがより魅力的に写る。真直ぐな視線、その心情が、作品全体に統一感を持たせ、完成度の高さが伺い知れる。

もはや、やり遂げた感はあったのではないか。それは次の作品「Yellow Pop」が世に出た事で分る事ととなるのだが、己の憧れへの使命、ロックへの忠誠、ロックである必要性、その意味で究極であったと思われる。

01. Whisky,R&R And Woman
02. Wasted Youth
03. Passion Redのおまえを抱いて
04. Too Lazy To Be Good,Too Serious To Be Wild
05. I Want You To Kiss Me All Night Long
06. Don't Stop Believing
07. 928
08. Maybe I'm A Fool
09. Nervous Breakdown
10. Drive Me Wild
11. I'm Just Rock'n Roller
12. Don't You Leave Me Alone

2007.02.16 
B00005GHSFHOT LIPS
ZIGGY

徳間ジャパンコミュニケーションズ 1988-05-25
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88年。1st同様、有無を言わせぬロック・ナンバーに始まり、森重独特の"日本語を英語のように歌う"ヴォーカルスタイルが目を引く。歌詞が聴き取れないという事は、さほど問題ではない。しかしこのスタイルは狙っていた事でもあるのだが、歌詞に対して明確な世界観を表すことなど考えていなかったとも感じる。あるワンフレーズが言いたいが為だけに作られたとも言えそうだ。この時点での彼の詩は"ロックな言葉"の羅列であり、パズルのように言葉を埋め込んだのではと考えている。

彼等は、特別「難しいことはやらない」、全てにおいて「カッコいい事だけをやる」という単純明快な彼等の主義を、ルーズともいい加減とも取れるサウンドで示した。グラマラスなファッションも、彼等を象徴するもとして音楽性とマッチしていたと言えるだろう。実際ルックスで言えば、かなり"いけてる"バンドである。

森重樹一の伸びのある歌声と、日本人離れしたヴォーカル・センス。彼はルーツであるロックン・ロールの"スタイル"や"スピリット"を体現しただけでなく、誰もが口ずさめるような優れたメロディを書いた。彼の歌唱力はロック界随一であったし、カッコよさを追求した荒々しい歌声も魅力だ。歌謡ロックとも言える多くのメロディには、甘く切ない懐かしさ、我々日本人の琴線に触れたとされる泣きのフレーズが随所に見えた。彼等は優れたヴォーカリストとソングライターを要し、それを体現する4人の個性が魅力的であった、希少なロックン・ロール・バンドと言えるだろう。

01. Hot Lips
02. What Do You Want?
03. Born To Be Free
04. Highway Driving Night
05. Gloria
06. Playing On The Rocks
07. Last Danceはお前に
08. Tokyo City Night
09. Poor Boy
10. Startin' Again

2007.02.15 
B00005GHSEZIGGY-IN WITH THE TIMES
ZIGGY

徳間ジャパンコミュニケーションズ 1987-10-05
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デヴィッド・ヨハンセン、スティーブン・タイラー、アクセル・ローズ、
マイケル・モンロー、ジョニー・サンダース、アンディ・マッコイ

ロックン・ロールの化身とも言える、これらのアーティストのテイストをふんだんに盛り込んだバンド。マイケル・モンローがソロで来日した際、両者はTVで共演した事がある。本人を目の前に「Taxi Dreiver」を熱唱して見せた彼等。感想を聞かれ「もう少しオリジナリティーを大事にした方がいい」。そういうマイケルに、彼等はただ嬉しそうに笑っていた。これはZGGYというバンドの性質をよく表しているエピソードである。

パクリ・バンドとして認識していた方もいると思うし、おそらく本人達にしか分らないような露骨さもあったとは思う。しかし今思うと、デビューから何とも言えない怪しい雰囲気を醸し出し、異彩を放っていたのも事実である。敬愛するものに忠実、初期衝動をダイレクトに伝えるという点で、実に潔いバンドであった。

01. Eastside Westside
02. Make It Loud
03. I'm Gettin' Blue
04. Birds On Strings
05. Lazy Beat
06. 上海 Girl
07. How
08. Crisis
09. I Want Your Love
10. Boogie Woogie Train
11. 6月はRainy Blues

2007.02.14 
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