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Live in New York City 1990Live in New York City 1990
Front

The Front 2012-07-11
Sales Rank : 112440

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突如としてドロップされた、米オルタナバンド、22年前のライブ音源。本バンドは黄金期である70年代ロックの雰囲気を現代に伝えてくれるバンドでもあり、サイケロックの傑作「Sunshine Of Your Love」のカバーは至極まっとうな選曲とはいえ驚いたし、この度、オフィシャルはリニューアル、主要メンバー、マイケル・フラナノによるブログまでお目見えする展開になったわけだが、不思議と忘れることのないバンドだったし、初のライブ音源による興奮は当然として、確かな演奏力とライブ栄えするソングライトを確認できたことが嬉しかったりするわけで、大事にしてきてよかったな―としみじみ思うのです。

http://thefrontband.net/

1. Le Motion
2. Sweet Addiction
3. Pain
4. Sunshine of Your Love
5. Sister Moon
6. Sunshine Girl
7. Fire
8. Violent World

Violent World
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2012.08.20 
Lick Your WoundsLick Your Wounds
Michael Moon

Mutiny Zoo 1998-11-17
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埋もれちゃならん才能第二弾。The Front及びBakers Pinkを率いたマイケル・フラナノ、マイケル・ムーン名義によるソロ、1998年作。いうまでもなくメインストリームとは無縁のオルタナっぷりでドアーズライクなアプローチを現代的に昇華した、と言うなれば笑いのタネだとして、そもそもメロだのバンドサウンドだのそんな話でもなく、じわじわと五臓六腑に沁み渡り、その後慢性的な中毒症状に陥るのは他でもないエモーションなその歌声にあるわけで、ここに時折出現する"マイケル・フラナノ"や"Bakers Pink"でググってくる方の存在が実は当ブログの活力となっていること、ご存知ですか?w 出会ってしまって早20数年。常に心の片隅に居座っては私を揺さぶる、そんなお方なのです。

*動画アップロードしてみました(初)!

1. So Like Her
2. Only You
3. Chanel No.5
4. Walk of Shame
5. Like I Do
6. You
7. Figure It Out
8. Hurt You
9. 15 Minutes
10. Ingenue

Chanel No.5


Hurt You

2012.02.09 
The Colour and the ShapeThe Colour and the Shape
Foo Fighters

RCA 2007-07-10
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95年、2nd。デイブの一人作業であった1stとの違いは明白で、絶妙なバランス感覚の上に成り立つバンドサウンド、スケールの大きさをも感じさせるソングライティング。どこを切ってもはちきれんばかりのエネルギーに満ち溢れ、大ヒットしたT2をはじめとするキャッチーなメロとハード・ギターにより、世代やジャンルを超えた王道を作り上げているのは流石。改めてそのマルチな才能に驚くも素直に反応できるのは、やはりデイブの実直なキャラあっての音だからだろう。

01. Doll
02. Monkey Wrench
03. Hey, Johnny Park!
04. My Poor Brain
05. Wind Up
06. Up in Arms
07. My Hero
08. See You
09. Enough Space
10. February Stars
11. Everlong
12. Walking After You
13. New Way Home

2008.10.27 
Foo FightersFoo Fighters
Foo Fighters

Sony / BMG Japan 2003-12-16
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デイブ・グロール(ex.Nirvana)が立ち上げたロックバンド、95年、1st。彼がこんなにも曲が書けるドラマ―であったことも奇跡だが、"カートの死"というその重すぎる命運をも背負った心情がどうであれ、見事なまでに貫抜かれた"ロック"への明確なスタンス、そして言うまでもなくカート顔負けのソングライティングが生み出した、キャッチーでメローでドラマティックな楽曲の親しみやすさったらなく、加えて、デイブ自身による各パートがフルヴォリュームで迫りくるダイナミックな演奏は、これ以上何が必要なんだ?と思えるほどの無欠っぷり。だからこそ、力強く、どこまでもピュアであろうとする真っ直ぐな作品だと思うし、それを可能にしたのは揺るぎない事実がそこにあったからに他ならない。つまり人間どうであれ"生きていてこそ"ってことなのかもな。

01. This Is a Call
02. I'll Stick Around
03. Big Me
04. Alone + Easy Target
05. Good Grief
06. Floaty
07. Weenie Beenie
08. Oh, George
09. For All the Cows
10. X-Static
11. Wattershed
12. Exhausted

2008.10.21 
Live Through ThisLive Through This
Hole

Universal 1994-04-12
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ご存じカート・コバーンの妻にして、スキャンダラスなロッカー、コートニー・ラブ率いるホール、1994年、2nd。リリースがカート・コバーン死後わずか一週間ということで、絶叫する彼女にリアリティという必然過ぎる作用が働いたにせよ、歪みを抑えた軽快なギターと跳ねるドラミングを基調とした、荒々しく、突き刺すように放たれるバンド全体で鳴らした音は圧巻という他ない。それでいて、ダウナーに浸るわけでもなく、あくまでも地に足がついたバランス感覚で、作品全体をメランコリックなトーンで保っており、サビで盛り上がる曲構成など、カートのソングライティングを意識したにせよ良く出来た作品だと思うし、流石は、自らを"Love"と名乗るだけのことはある(?)。

01. Violet
02. Miss World
03. Plump
04. Asking for It
05. Jennifer's Body
06. Doll Parts
07. Credit in the Straight World
08. Softer, Softest
09. She Walks on Me
10. I Think That I Would Die
11. Gutless
12. Rock Star

2008.05.21 
Bricks Are HeavyBricks Are Heavy
L7

Warner Bros. 1992-04-14
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1992年、3枚目にしてメジャー・デビュー作。プロデュースにニルヴァーナを手がけたブッチ・ヴィグを起用。その見事な仕事っぷりは、重厚ながら洗練された、極上のグランジサウンドを作り上げており、シンプルなコード進行から繰り広げられるリフのカッコよさと言ったら呆れ返るほど。後に、映画"ナチュラル・ボーン・キラーズ"で使用された「Shitlist」等、前作にも増して良くなったメロディ、そして、独特の気だるさを含んだパンキッシュなグルーヴ感。これは紛れもなく、グランジという鎧を纏ったR&Rだ!全曲必殺!

01. Wargasm
02. Scrap
03. Pretend We're Dead
04. Diet Pill
05. Everglade
06. Slide
07. One More Thing
08. Mr. Integrity
09. Monster
10. Shitlist
11. This Ain't Pleasure

2008.05.20 
Smell the MagicSmell the Magic
L7

Sub Pop 1991-07-09
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1991年、軟弱さとは無縁のこわもてバンドL7、サブポップからドロップされた2nd。vo.gドニータ・スパークス、vo.gスージー・ガードナー、bジェニファー・フィンチ、dsディー・プラカス。女伊達らに重く歪んだノイジーなサウンドは、正しく"グランジ"が持つイメージそのもの。ハードコア・パンク、へヴィー・メタルといったバックボーンが、これでもかって言う位にアグレッシブ且つ猥雑極まりない音楽を生み出しており、インディーズならではの安っぽさはあっても、十分過ぎるほど危険な香りをまき散らしたアンダーグラウンドな世界は、90年代オルタナ界を代表するバンドのコアな魅力が詰まっている。単なるガールズバンドと侮るなかれ。

1. Shove
2. Fast And Frightening
3. (Right On) Thru
4. Deathwish
5. 'till The Wheels Fall Off
6. Broomstick
7. Packin' A Rod
8. Just Like Me
9. American Society

2008.05.17 
Vision ValleyVision Valley
The Vines

Heavenly 2006-04-04
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2006年、三枚目。全編31分で簡潔する彼らの物語は、「ホワイト・アルバム」ならぬ「ブラック・アルバム」を意図したのか。ポップネスとヘヴィネスの両極から放たれた珠玉のメロディは勿論だが、それらが交わり一曲で二度美味しい「Don’t Listen to the Radio」は、元々、ビートルズ、ニルヴァーナが引き合いに出されていたにせよ奇跡的だし、エモーショナルなギターと厚みのあるバンドサウンドが相まった「Spaceship」に至っては、今までにない暗く重い影を落としているのが印象的だ。ボーカリスト、クレイグ・アダムスのアスペルガー症候群なる心の病、共にバンドを立ち上げたベーシスト、パトリック・マシューズの脱退など、数々の苦難を乗り越えての復活作に相応しく、前二作以上に訴えかける何かを秘めている作品だ。

01. Anysound
02. Nothins Comin
03. Dandy Daze
04. Vision Valley
05. Don’t Listen to the Radio
06. Gross Out
07. Take Me Back
08. Going Gone
09. Fuk Yeh
10. Futuretarded
11. Dope Train
12. Atmos
13. Spaceship

2008.02.18 
Winning DaysWinning Days
The Vines

Heavenly 2004-03-23
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2004年、2nd。視覚効果抜群のジャケット。そこからくるサイケデリックな装いそのままに、「Get Free」に打って変る「Ride」という必殺技を繰り出した後、猥雑な雄叫びをあげる「Animal Machine」。単純明快なポップロックも相も変わらず、加えてより生音に近づいたバンドサウンドが十二分に脳みそを刺激する。ビートルズ+ニルバーナ=ザ・ウ゛ァインズ。だから何?と言ったかは定かじゃないが、永遠に続きそうな幻覚作用を引き起こす「TV Pro」。その後、あっと驚く仕掛けもなくエンディングへと向かうが、お腹一杯になりそうでならない不完全熱燃のダレ具合が逆に心地よい。雰囲気だけじゃない聴かせることのできるメロディセンスは今回も言うことなし。

01. Ride
02. Animal Machine
03. TV Pro
04. Autumn Shade 2
05. Evil Town
06. Winning Days
07. She's Got Something to Say to Me
08. Rainfall
09. Amnesia
10. Sunchild
11. Fuck the World

2008.02.08 
Highly EvolvedHighly Evolved
The Vines

Capitol 2002-07-16
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2002年、オーストラリア産ロックバンド、デビュー作。
"NIRVANA meets THE BEATLES"。その名の通り、ビートルズ的な甘酸っぱいポップセンスと、ざらついたグランジサウンド。双方が同居した、3分に満たないポップロックが交互に訪れる構成の妙技は、何度でもリピートすることを可能とし、vo.クレイグ・ニコルズの破壊と創造を繰り返すが如くエキセントリックな歌声は、ある種、病的な世界観をも植え付ける。ただ、カート・コバーン的ではあっても、実は深くは響かないという事実はさほど問題ではなく、あらゆる二面性のコントラストは、クレイグのパーソナルあってのことだし、案外お目見えできない作品なのかも知れない。

01. Highly evolved
02. Autumn shade
03. Outtathaway
04. Sunshinin'
05. Homesick
06. Get free
07. Country yard
08. Factory
09. In the jungle
10. Mary Jane
11. Ain't no room
12. 1969

2008.02.05 
Razorblade SuitcaseRazorblade Suitcase
Bush

Trauma/Interscope 1996-11-19
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1996年、2nd。主だったサウンドの変化よりも、自身の精神性の変化が如実に現れている感覚を覚える。前作が500万枚を超えるセールスを記録したこと、プロデュースにニルヴァーナの「In Utero」を手掛けたスティーヴ・アルビニを起用したことでもそれは推測できるが、ニルヴァーナがそうだったように、大きな成功、もしくはメインストリームへのかすかな抵抗だったのでは?と深読みしたくなるのも無理ないか。ただ、ニルヴァーナ・フリークであることと、その非凡なソングライティング・センスは無関係とまでは言わなくても否定できるものではなく、「Swallowed」などに見られる陰影を持ちつつキャッチーなメロディが彼らの醍醐味であったことを思えば、それらが深いところへ響くヴォーカル、ギャビン・ロスデイルの叫びは前作以上に悲痛で、もの悲しいものだ。全体としてミディアム・スローの楽曲が多い気もするが重低音のグランジサウンドは顕在だし、いい曲を書くバンドではある。

01. Personal Holloway
02. Greedy Fly
03. Swallowed
04. Insect Kin
05. Cold Contagious
06. Tendencey to Start Fires
07. Mouth
08. Straight No Chaser
09. History
10. Synapse
11. Communicator
12. Bonedriven
13. Distant Voices

2008.01.28 
friend or foe?friend or foe?
ブラックメイル

インペリアルレコード 2004-06-23
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04年サマーソニック出演をきっかけに日本デビューを果たしたドイツ出身の4人組。 本国では10年という長いキャリアもあり、それに裏打ちされた成熟したバンドサウンドの賜物が本作、ということになるか。オルタナティブの極みともいうべき無気力、無抵抗なヴォーカルのクールなことといったらなく、それでいて、いつの間にか冷めていた感情を刺激してくれるようでもあり、マイナーキー主体の、ドラマティックに展開していく楽曲を彩るノイズのようなギター、そして切れ味抜群のリズム隊が生み出す、鋭いナイフを隠し持ったかのようなスリリングなグルーブの心地良さ。速効性もあり中毒性もある贅沢な一枚。是非!

01. Airdrop
02. Evon
03. It could be yours
04. On the tightrope
05. Foe
06. Su nday Sister
07. Fast Summer
08. Leave
09. Nobody's Home
10. Dive
11. All mine
12. Friend
13. Love Like Blood : Killing Joke cover
14. Arcese

2008.01.25 
NightcrawlerNightcrawler
Pete Yorn

Sony 2006-08-29
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1st"Morning"、2nd"Day"、そして本作では"Night"。自ら音楽的三部作と題打った完結作。ニュージャージー出身のシンガーソングライターとしてブルース・スプリングスティーンが引き合いに出されるほどの実力派だが、ルーツミュージックを基盤としたアーシーなサウンドとノスタルジックなメロディ。浸透性のある、その鼻にかかった歌声からも、今やアメリカンロックの王道を直走るパール・ジャム(というかエディ・ヴェーダー)を彷彿とさせる。映画スパイダーマンに提供した「Undercover」、デイヴ・グロール(Foo Fighters)がドラムで参加した「For Us」などに見られる、よりロック的な側面に今後期待したい。

01. Vampyre
02. For Us
03. Undercover
04. Policies
05. The Man
06. Maybe I'm Right
07. Same Thing
08. Alive
09. Splendid Isolation
10. Broken Bottle
11. How Do You Go On
12. Ice Age
13. Georgie Boy
14. Bandstand In The Sky

2008.01.21 
In UteroIn Utero
Nirvana

Geffen 1993-09-16
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「ティーンスピリット」の香りを漂わせていた少年は、
「私を犯してくれ」・・とまでになっていた。

第一印象は驚きだったと思う。この場合の驚きとは、「すげー」じゃなく「やったね」が近いか。この変化ならぬ反動は、カート本人だけでなくリスナーにもあったのではないだろうか。「Never Mind」は自身が糞としていた"メインストリーム"の音楽だったわけで、「売れちゃったぜ」と嘆くファン心理が彼らに届いたのかと思ったりもした。

あれから14年。いまでも作品も聴く機会が多いが、ここにある音はリアリティの塊、という他ない。ノイズだらけのギター、歌とは言えないほどの叫び、そして確かに残るメロディーがあるだけ。

音楽的に素晴らしいなんて慰めにもならないが、それ以上の説明は不要だろう。
彼は、サウンドですべてを示したのだから。

01. Serve the Servants
02. Scentless Apprentice
03. Heart Shaped Box
04. Rape Me
05. Frances Farmer Will Have Her Revenge on Seattle
06. Dumb
07. Very Ape
08. Milk It
09. Pennyroyal Tea
10. Radio Friendly Unit Shifter
11. Tourette's
12. All Apologies

2007.08.09 
Vs.Vs.
Pearl Jam

Sony Mid-Price 1993-10-19
売り上げランキング : 69380

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1993年、チャート1位を記録し、人気を不動のものとした2nd。
ズバリ!パール・ジャム式ロックン・ロールである。

「Go」、「Animal」と怒涛のロック・ナンバーで幕を明け、実にのびのびと歌うエディのシャウトが冴えまくる。エッジの効いたギター、リズムが良くなった印象を受け、キャッチーなメロディが際立つ楽曲が満載。1曲1曲の完成度が高い「TEN」と比べると、本作はパッケージとしての完成度の高さが特徴だろう。
強いメッセージはあるのだろうが、1stにあった重苦しい空気はここにはない。自らの足取りを固めるオリジナリティ、何かに立ち向かおうとする自信や誇りを感じさせ、攻撃的且つ躍動感溢れる傑作である。

01. Go
02. Animal
03. Daughter
04. Glorified G
05. Dissident
06. W.M.A.
07. Blood
08. Rearviewmirror
09. Rats
10. Elderly Woman Behind the Counter in a Small Town
11. Leash
12. Indifference

2007.08.06 
TenTen
Pearl Jam

Sony Mid-Price 1991-08-27
売り上げランキング : 66246

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1991年、1st。ロック・アイコン、カート・コバーンとの不仲は、"フェイク"とまでの言われようで、特にここ日本では、そのまま彼らへの評価に繋がった印象は拭えない。

「本当の父親ではない」。母親に告げられた日を回想し、自らの生い立ちを歌にした「Alive」。つまり「I'm Still Alive(それでも生きなきゃならない)」なのだが、その後の彼らを暗示したかのようなこの曲が、この時点でお目見えしているのは偶然ではないだろうし、決して"死ぬような人間"ではない、エディ・ヴェーダーならでは、と感じるのは私だけではないだろう。結果として生き延びた彼らは、グランジの枠に留まることなく、15年経った今尚新作を発表するなど、アメリカにとって重要なバンドに成長。このデビュー作には、既にそれを予言していたかのような堂に入った感があり、「Black」、「Jeremy」など、エンディングへ向かい高揚しながらサウンドの渦が巻き起こる構成の優れた楽曲を生み出し、勢い任せではない、うねりのあるハードサウンドを作り上げている。演奏力の高い本土アメリカに根付いたロックを奏でる本格派。即効性こそないが、深い浸透性をもつバンドである。

01. Once
02. Even Flow
03. Alive
04. Why Go
05. Black
06. Jeremy
07. Oceans
08. Porch
09. Garden
10. Deep
11. Release

2007.08.04 
NevermindNevermind
Nirvana

Geffen 1991-09-24
売り上げランキング : 1,271

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所謂「ニルヴァーナ以前、それ以降」と言われる所以がここにはある。
「何も生み出さなかった80年代」、使い捨て音楽に対するアンチテーゼであり、
これ以降暫しロックは行き場を失ったのだから。

他人にツバを吐き、己を傷つける。
「何がそんなに辛いのか?」
少なからずそう感じた20代。

「何がそんなに辛いのか?」
そう思いながらも彼等の音楽に触れる30代。
激しさの中にある彼等の美徳に今も心奪われる。

日々を見つめながらも後ろを振り返る日々も多くなった今。
表現できた彼はまだ幸せだったのだと思う。

・・・・・・なんか愚痴になっちまったな(苦笑)。

01. Smells Like Teen Spirit
02. In Bloom
03. Come as You Are
04. Breed
05. Lithium
06. Polly
07. Territorial Pissings
08. Drain You
09. Lounge Act
10. Stay Away
11. On a Plain
12. Something in the Way

2007.06.25 
B0002HTZJILive in Hyde Park
The Red Hot Chili Peppers

Wea 2004-07-27
売り上げランキング : 42,851

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04年、ロンドン、ハイドパークでのライヴを収めた作品。彼等をマジマジと聴いたのは、(遅ればせながら)「By The Way」から。偶然にも、このライブを、TVで見たのがきっかけであった。-「レッチリのライブ」-想像以上のパフォーマンスに驚き、彼等が如何に、ビッグバンドになったのかを、証明するものとして認識した。驚いたのはパフォーマンスだけではなく、半分位の曲は知っていたという事だ。TVやラジオ、街などから、想像以上に彼らの音楽は、耳に入っていたという事になる。

既に若くはない私からすると、彼等に代表される-オルタナティブ-という音楽性に、身構えてしまう傾向にある。だからか、音楽性は、ズバリ言い当てる事が出来ない。それだけに、ベスト盤とも言えるこのライブを聴くのは、彼等をよく知るチャンスだと思った。成功するにあたり、ロックの要素が強くなった気はする。あくまでも曲主体であり、普遍的な、美しいメロディも随所に見られる。そして、フリーに代表される、個々のキャラクターが、摩訶不思議でもあり、ボーカル一人が、目立つようなバンドでないことが、人気の秘密なのだろう。かなり息の長いバンドでもあるし、自らを"ブランド化"出来たのは、常に進化してきた証だろう。

Disc 1
01. Intro
02. Can’t Stop
03. Around the World
04. Scar Tissue
05. By The Way
06. Fortune Faded
07. I Feel Love
08. Otherside
09. Easily
10. Universally Speaking.
11. Get On Top
12. Brandy
13. Don't Forget Me
14. Rolling Sly Stone

Disc 2
01. Throw Away Your Television
02. Leverage of Space
03. Purple Stain
04. The Zephyr Song
05. Californication
06. Right on Time
07. Parallel Universe
08. Drum Homage Medley
09. Under the Bridge
10. Black Cross
11. Flea’s Trumpet Treated by John
12. Give it Away

2007.03.14 
bakerspink.gif

BAKERS PINK/BAKERS PINK

93年、前身バンド"THE FRONT"がパットせず、終りを告げたかに見えたが、新たなバンド名で再出発した彼等。事実上の2ndという事になり、(Key)であるマイケルの弟、"ボビー・フラナノ"が抜けたにも関らず、鍵盤の旋律は色濃い作品。彼等の妖しい雰囲気を十分に伝えているジャケットが、実に良く出来ている。

この"Bakers Pink"とは、「1920年代アメリカの監獄で、精神を落ち着かせる色として内装に使われていた。だが実は、その全く逆の作用で、精神をかく乱させる色だという、曰くつきの色」だという事だが、正直1stの方が、このイメージに近いと感じる。

しかし相変わらず、マイケル・フラナノのエモーショナルなヴォーカルは冴え渡っている。歌声がはっきりと聴こえる現代風(おかしい言い方だが)アレンジは、よりロック色が強くなっていて、彼等にしては、軽快なロック・ナンバーが満載である。だが前作のサイケデリック・サウンドが、麻薬のような中毒性を持ち、広がるイメージを上手く伝えていたのに対し、それらを象徴していた、壮大なスケール感のある楽曲が少ないのが残念である。よりストレートなハードロック・サウンドにはなっているが、上手くまとまっていた前作より、新たな出発という事もあり、若々しいエネルギーに溢れていると言っていいだろう。一つの特徴であったドロドロした陰鬱感、退廃的イメージは健在であり、やはり他のアメリカンなハードロック・バンドとは一線を画している。

スタイルを変えることなく、キャッチーな楽曲でも勝負したのだが、この作品も商業的成功には結びつかなかった。それでも筆者のオールタイムベストに変わりはなく、一ロックファンのハートに届く、上質な音楽であった。

01. The Noose、The Flesh & The Devil
02. Euphoria
03. Soul Connection
04. Untouched
05. Lonely、Lonely、Lonely
06. Watercolours
07. Burn On
08. You Ain't Gonna Love Me
09. Julianna
10. Truly、Madly,Deeply

2007.02.13 
thefront.gif

THE FRONT/THE FRONT

89年デビュー作品。プロデューサーにアンディ・ウォレス、マネージメントにスコット・マギー。「Fire」、「Sunshine Girl」。その曲名からも窺い知れた、ドアーズの影響下にあるロック・バンドとして注目を集めた。母体は、ソングライター、ヴォーカル兼ギターの"マイケル・フラナノ"が中心の5人編成である。

退廃的イメージ、ドラマティックな楽曲、荒さの中に煌く美しい旋律。ドアーズがそうであったように、どこかざらついていて危険な感触は、病みつきになる中毒性を持っていた。それを象徴する"狂気"には一歩足りないが、エモーショナルなヴォーカル。それを助長する、ギターを中心とした70年代サウンド。7分を越す大作「Ritual」にイメージは広がり、「Le Motion」の攻撃性。情緒豊かなピアノが美しい「Violent World」。他のアメリカン・ハードロック・バンドにはない、知性を感じさせた点でもドアーズと似通っていたと言える。

だが売れるかと聞かれれば疑問だ。当時何故手にしたか忘れたが、特異性が認められる時代背景ではなかったのだろう。決してHMとは違う陰鬱感。ドロドロしたロック。ライナーに書かれているが"パール・ジャム""ニルヴァーナ"が世に出た後なら、受け入れられたかも知れない。

ドアーズが好きな方なら、間違いなくお気に入りになる事だろう。是非お試しあれ。

01. Fire
02. Sunshine Girl
03. Pain
04. Sweet Addiction
05. Ritual
06. Le Motion
07. Sister Moon
08. In The Garden
09. Violent World
10. Sin

2007.02.12 
B0000256CMAlice in Chains
Alice In Chains

Columbia 2002-05-20
売り上げランキング : 15,005

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95年作品。バンド名からも、そのハードさがひしひしと伝わってくる。"レイン・ステイリー"の歌声に、どことなく選ばれし者としての"運命"を感じてしまうのは私だけであろうか。ガラス細工のような彼のハートと、唸りを上げるへヴィー・サウンドは、重なり合う程に艶を増す。それは美しくもあり恐怖でもあるが、メンバー間の熱い信頼のもと、絶妙なバランス感覚の上に成り立っていた。天才と謳われたレイン。彼等だからこそ成し得た、高度なバンドサウンドである。

ジャケット問題もあり、発売が遅れた作品。だが待った甲斐あり、最後の作品にして最高傑作である。完成度、アレンジ、どれも素晴らしく、グランジやHMなどの括りは要らない。レイン、ジェリーのツインヴォーカルを始めとし、全てがリアルな叫びとなり重くのしかかる。残念ながら詩の内容は分らないが、生死をさまようレイン、それをひたすら待つメンバー。きっとこの作品の意味合いと完成度は、比例している事だろう。

このアルバムの7年後、レインは34歳という若さでこの世を去る。悲劇的な結末を知る人、知らぬ人。それに関らず、聴く者の深いところに響く、切ないバンドであった。

01. Grind
02. Brush Away
03. Sludge Factory
04. Heaven Beside You
05. Head Creeps
06. Again
07. Shame in You
08. God Am
09. So Close
10. Nothin' Song
11. Frogs
12. Over Now

2007.02.09 
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The Cardigans

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レトロでお洒落なスウェディッシュ・ポップから一変、スケール感のあるバンドサウンドで度肝を抜いた3rd。「My Favarite Game」のストレートさに少々驚くも、艶ややかなニーナをの魅力が損なわれるわけもなく、また別の顔を覗かせてくれた傑作。

01. Paralyzed
02. Erase/Rewind
03. Explode
04. Starter
05. Hanging Around
06. Higher
07. Marvel Hill
08. My Favourite Game
09. Do You Believe
10. Junk of the Hearts
11. Nil

2007.01.17 
B000002MY3Jagged Little Pill
Alanis Morissette

Maverick/Reprise 1995-06-13
売り上げランキング : 90,063

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95年作品、記念すべき(Wワイド)1stアルバム。90年代後半、女性シンガー・ソングライターの先駆け的存在で、現在の"アーティスティックな女性シンガー"は、少なからず影響を受けているだろう。その時に優しく、時に我が儘である彼女の心情。あくまでも、在るがままの彼女は、多くの女性の支持を得た。

"女性のロック"など蔓延っていない時代。偶然目にした、シングル「You Oughta Know」。吐き出すような歌唱法。過激なサウンドと容姿。それでも自然体に見えた彼女そのものと、彼女の強い意思には、目を背ける事など出来ない、際立つ存在感があった。

内省的な世界観を表したダーク・サウンドは、オルタナの代名詞、レッチリのフリーも参加。その他、マドンナのレーべル等の話題性もあり、全世界で2800万枚を売り上げる。何かと彼女のパーソナルにスポットがあたるが、あくまでも音楽的に素晴らしい作品だ。

01. All I Really Want
02. You Oughta Know
03. Perfect
04. Hand in My Pocket
05. Right Through You
06. Forgiven
07. You Learn
08. Head over Feet
09. Mary Jane
10. Ironic
11. Not the Doctor
12. Wake Up

2007.01.15 
B00004UALOSixteen Stone
Bush

Trauma/Interscope 1994-12-06
売り上げランキング : 62,731

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イギリス産、ハード・ロック・バンドのデビュー作。聴いた限りはアメリカ。CDのレビューを見るまではそう思っていたし、実に、ニルヴァーナに酷使している。Heavyなサウンドと、カート似の声。アメリカのレーベルが彼等を売り出した事、ヴォーカルのギャビン・ロスデイルは、カリフォルニアで生活していたという事、そこで観たニルヴァーナにより、触発されこの音になったという事だが、見事にアメリカナイズされた、大胆不敵さを感じさせてくれる。

当初、ニルヴァーナ似であることが、彼等を聴くきっかけにはなったが、聴くにつれ彼等独自のメロディラインが心地良くなった。曲の完成度はどれも高く、聴き応えのある濃厚なサウンドが気持ちいい。曲は核となる印象的なギター・リフが豊富で、起伏にとんだメロディを象徴するような、ダイナミック且つドラマティックなものが多い。それが彼等の表現したい事であるだろうし、ニルヴァーナに見た「リアル」な感情を、彼等なりのそれで一層引き立たせているのだろう。このデビュー作は溢れるエネルギーを感じ取る事が出来る。

しかし「リアル」である必要はない、ただ「リアル」なのだから。残念ながら後が続かなかったが、いいサウンドを奏でるバンドではある。

01. Everything Zen
02. Swim
03. Bomb
04. Little Things
05. Comedown
06. Body
07. Machinehead
08. Testosterone
09. Monkey
10. Glycerine
11. Alien
12. X-Girlfriend

2007.01.14 
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