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[Sleazy Gram]Faster Pussycat の記事一覧
- 2007/09/26 FASTER PUSSYCAT/THE POWER & THE GLORY HOLE
- 2007/05/07 FASTER PUSSYCAT/WHIPPED
- 2007/05/06 FASTER PUSSYCAT/LIVE AND RARE
- 2007/05/05 FASTER PUSSYCAT/WAKE ME WHEN IT'S OVER
- 2007/05/04 FASTER PUSSYCAT
![]() | The Power and the Glory Hole Faster Pussycat Vocal,Guitar,Programing-Taime Downe Bass-Danny Nordahl(ex.The Throbs,The Newlydead,Motochrist) Guitar-Xristian Simon(ex.The Newlydead) Drums-Chad Stewart(ex.Motochrist) |
Faster Pussycat is Back!!
2006年、「Whipped」以来14年ぶりとなるオリジナル・アルバム。
いつの間にか再結成し、作品が出ていたとは。オリジナル・メンバーはテイミー・ダウンのみ。1st「Babylon」のサンプリング。ソロ・プロジェクト"The Newlydeads"。ガンズのトリビュート・アルバム「It's So Easy」。直前でブレント・マスカットが抜けたこともあり、必然とテイミーの趣向がそのまま形になった模様。
本作は、"The Newlydeads"のテイミー、クリスチャンと"Motochrist"のリズム隊が合体し、独自のインダストリアル系ロックを展開。正に、聴く者を猥雑な世界へと誘ってくれる。嘗ての馬鹿さ加減を期待するのはどうかと思うが、へヴィーなグルーブの合間から聴こえてくる"お茶目な"ヴォーカルは紛れもなくFPC。キャッチーなメロも、ロケンローなギターもあり、2nd「Wake Me〜」同様、ヴォーカルを後ろに引っ込めたアンサンブルが効を奏しており、アレンジの妙はあるが、根底にあるのは間違いなくFPC流ロックン・ロールである。
キャラの立つテイミーだからこそ成り立つおぞましさ。とにかくカッコいいんだから許すしかない!ゲストにCCデビルや、彼らを慕うドレゲンの名も。「Sex Drugs & Rock-N-Roll」、タイトル曲は文句なしの名曲!是非!
01. Number 1 With A Bullet
02. Gotta Love It
03. Useless
04. Sex Drugs & Rock-N-Roll
05. Disintegrate
06. These Boots Were Made For Walking
07. Hey You
08. Porn Star
09. The Power & The Glory Hole
10. Shut Up & Fuck
11. Bye Bye Bianca
2007.09.26 ▲
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92年作品。当時は、一体何がやりたいのだろう?と首をかしげたものだ。どこかやり過ぎ感は否めなかったが、時代的には、グランジというムーブメントに、真向勝負する形となったのは不運だったかも知れない。しかし、この作品こそ彼等だろう。何でもありと言えば言葉が悪いが、彼等の喜怒哀楽が十分に詰まっている。実際前評判は良く、あのミュージックライフの表紙を飾ったのもこの頃である。後にも先にも、彼等が日本の音楽雑誌の表紙を飾ったのは、これ一度きりであったが、この手の中堅バンドが表紙になるのは、そうはない事だ。事実その号は、編集者の"期待を込めての器用"と書かれていた。いよいよワールドワイドな成功が待っている!そんな想いで作品を購入した。
骨太なサウンドを前面に押し出した前作と違い、元々持っているコミカルな側面も随所に見せている。キャラクターから来る、無防備と言うか、気まぐれと言うか、そんな気質が"猫ちゃん"である。そんな彼等の気質を理解できれば、前2作の良いところだけを纏めた感のある、バラエティーに飛んだ作品と言えるだろう。これらは1stの、「Babylon」が持っていた"多様性"である。特に意識し拘った結果でなく、何気なしに作られたこの楽曲が、一番彼等を表していたという事だろう。ならば好きなようにやろう、という当時の心情が、完成度の高さに表れている。良い意味で大人になった彼等の、実に堂々とした、噛めば噛むほど味の出る作品である。
オープニングの「Nonstop Nowhere」は、7分の超大作。問答無用のロックンロール「Jack The Bastard」。ユーモアセンスたっぷりの「Loose Booty」は、「Babylon」を彷彿とさせたが、「House Of Pain」でみせた、秀逸なメロディを受け継ぐはずだった「Friends」は、唯一の失敗と言えそうだ。スケールアップは勿論、元々あったファンキーなノリも随所に見られ、難しく考がえず、楽しませるという意味では、彼等は1stから、何も変わらなかったバンドである。
同世代の、ガンズとの比較は酷であっただろう。彼等には、他を圧倒するだけの破壊力はなかったが、ロックン・ロールが持つイメージに忠実であったことで、それを体現したメンバーの個性に、安心感があったと感じる。テイミーはその後、ガンズのトリビュート・アルバムに参加し、「It's So Easy」を取り上げていた。ニッキー・シックスが中心となり結成された、"Brides Of Destruction"も、当初テイミーのヴォーカルとの案があったそうだ。ブレントはトレイシー・ガンズのアナを埋め、LAガンズに在籍。地道ながら活動しているようで、最近ツアーを再開とのことだ。情報が定かではないが、新生ファスターであるなら期待したい(情報求む)。
01. Nonstop to Nowhere
02. Body Thief
03. Jack the Bastard
04. Big Dictionary
05. Madam Ruby's Love Boutique
06. Only Way Out
07. Maid in Wonderland
08. Friends
09. Cat Bash
10. Loose Booty
11. Mr. Lovedog
12. Out With a Bang
2007.05.07 ▲
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90年、初の日本公演に伴い、作られた企画盤。シングルにもなった「Poison Ivy」や「House Of Pain」などに加え、ライブ・テイク3曲で構成されている。勿論ライブをしに来るのだから、ライブ・テイクを入れたのは当然だが、2nd「Wake Me When It's Over」の、上手く纏まりのあるスタジオ盤とは違い、下手くそ加減が尋常ではない。まして来日公演に向け、テンションが上がるような音源ではなかった。ファン以外には面白みはなく、コレクション用に最適な一枚だ。
さて実際のライブだが、私は東京2回、川崎1回の、計3回、足を運んでいる(その位好きだった)。特に川崎の公演では、運良く前から6列目、ブレント・マスカットの真ん前という好位置で彼等を観る事が出来た。
印象的なシーンは、「Babylon」時のかけ合い。テイミーは何を言わせたいのか会場が分らず、最後の曲だというのに盛り下がった記憶がある。そして一番カッコ良いと思わせたのは、意外にもデヴィッド・ボウイのカバー「Suffragette City」。彼等が上手くカバーしていた為か、彼等を見る目も、ボウイを見る目も変わったほどだ。場所の良さもあり、十分楽しめた、思い出のライブであった。
01. Bathroom Wall
02. Poison Avy
03. Pulling Weeds
04. Slip Of The Tongue
05. Babylon
06. House Of Pain
2007.05.06 ▲
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89年、いよいよその本領を発揮し、直球勝負のハードサウンドを完成させた。この作品には、過去に見られていた、馬鹿馬鹿しさや、能天気さなどは見当たらない。オープニングの「Where There's a Whip There's a Way」から尋常ではない、サウンドの渦が巻き起こる。それまでにない、このダークサウンドが全体を支配していて、やはりノリ一発では限界がある、そう感じた彼等の、幾度ものリハーサルが生んだ、力の篭った作品である。
「Slip Of The Tongue」、「Ain't No Way Around It」など、得意のストレートなロックン・ロールは勿論、「Poison Ivy」、「Pulling Weeds」、「Tatoo」など、ツインリードの形を上手く活かし、考え抜かれたギターリフが満載である。重厚というよりは、ファンキーなベースやリズム。それに加え、時折顔を見せるピアノの音色や女性コーラスが、彼等特有の軽快なサウンドを作り上げている。シンプルであった1stと比べても、ソングライターとして、バンドとしての力量に、大きな成長を見せてくれた。
そして、ヴォーカルのヴォリュームを抑えたアンサンブルは、下手さ加減をひた隠すという見方もあるが、テイミーの歌声が持つ、妖しい雰囲気を醸し出すことに成功している。このハスキーと言うには気が引けてしまう"だみ声"は、骨太な一面を見せてくれたが、人を食った様な物腰は、正にロックン・ロールと呼ぶに相応しい。拘りの音造りに、華を添える魅力的な歌声。それが彼等の、究極のロックン・ロールを作り上げた"必須アイテム"と言えるだろう。
B級バンドとして、評価の別れるところであろうが、1stが"ポイズン"と同じプロデュサーであったこともあり、他のLAメタルバンド等と同列に並べていたリスナーは多いだろう。しかし筆者には、全てがツボ"であり、メタルとすることに納得出来ないでいる。ハノイ・ロックス等と同列に並べ(人によっては、ハノイでさえもメタルとされてしまうが)、早い話、ポイズンと並べないでくれ!というのが正直なところだ(笑)。
そして自身初のバラードにも挑戦し、お手軽なパーティー・ソングばかりではない事を示した。ブレイクのきっかけとなった「House Of Pain」では、精神的なトラウマについて歌い、「Please Dear」(日本盤のみ)では、亡くなったガールフレンドを歌った。異色の「Arizona Indian Doll」では、もの悲しげなピアノをフューチャーし、独特の世界観をみせた。決してセンスだけに頼らず、外見とは裏腹な、奥深さも感じさせる楽曲が多い。彼等を、十分堪能できる作品に違いない。
01. Where There's a Whip There's a Way
02. Little Dove
03. Poison Ivy
04. House of Pain
05. Gonna Walk
06. Pulling Weeds
07. Slip of the Tongue
08. Cryin' Shame
09. Tattoo
10. Ain't No Way Around It
11. Arizona Indian Doll
12. Please Dear
2007.05.05 ▲
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87年デビュー作。同時期のガンズ、ジェットボーイと並び、"3大LAグラム・バンド"などと言われていた彼等。自ら"Cathouse"というクラブを経営。そこから火がつきデビューにこぎつけた訳だが、ライブバンドらしからぬ、演奏の下手さ加減も何のその、シンプルなサウンドとキャッチーなメロディで我々リスナーを楽しませてくれた。ロックンロールであってもスキルは必要だが、それ以上に必要なものを多く感じさせたバンドでもある。比較はナンセンスだが、ガンズはストリートの感覚を前面に打ち出すだけの、十分なスキルがあったと言えるだろう。
金髪のヴォーカル、"テイミー・ダウン"。そして中性的な顔立ちが魅力の、"ブレント・マスカット(g)"。二人のパッケージは、単純に画になるものであった。この画になる二人のスキルが一番問題ではあったが(笑)、カッコ良ければいい、というものでは決してなかったと思う。バンド名から来る"エロティックヴァイオレンス"とも言うべき(?)イメージは、当然二人から来ていたものだが、本物の悪ではなく、"悪ぶった悪"を上手く演じていたと感じる。
テイミーのフェイバリットは、エアロスミスの「Rocks」であった。派手な衣装や、マイクスタンド捌きからもスティーブン・タイラーの影響は見て取れたし、本人もはっきりと"真似した"と認めている。しかし「ごめんよスティーブン」などと、お茶目な一面を見せていたこともある。そして個人的な印象になるが、彼のもう一枚のフェイバリットは、チープ・トリックの「All Shook Up」であった。ブリティッシュ・ロックの影響が強いこの作品を選んでいる辺りからも、ただのロックンロール馬鹿ではないと感じさせた。
そして、後にバックヤード・ベイビーズがカバーする事となる「Babylon」は、ストレートなロックンロールが満載のこの作品において、サンプリングに始まり、彼等のラップが聴ける曲だ。これが彼等のキャラクターを決定付ける楽曲にもなり、後の彼等の方向性に影響があったと感じる。当然ライブなどでも受けが良く、それまで奇抜なグラムファッションで決めていたメンバーが、この曲になるとダボダボの短パン、帽子にサングラスと、突如ラッパーファッションに変え演奏していたのだ。しかしそれが許せされる、親しみやすいキャラがあり、多くのキャッチーな楽曲を生み出したのだろう。
しかしこの1stに限って言えば、右も左も分らぬままノリだけでレコーディングしてしまったというのが、正直なところではなかったか。決してお手軽なロックンロールではなかったが、まだその才能を開花させてはいない。アメリカでは、まずスキルがなければ受け入れられないのだろうが、話題性もあり、どことなく人の良さも手伝って、ここ日本やヨーロッパでの受けが良かったようだ。特に日本では"猫ちゃん"の相性で親しまれていた。良くも悪くもB級であり、何となく"応援したくなる"バンドであった。
01. Don't Change That Song
02. Bathroom Wall
03. No Room for Emotion
04. Cathouse
05. Babylon
06. Smash Alley
07. Shooting You Down
08. City Has No Heart
09. Ship Rolls In
10. Bottle in Front of Me
2007.05.04 ▲
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