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[Japanese Rock]Street Sliders の記事一覧
- 2007/08/12 THE STREET SLIDERS/摩天楼のダンス天国
- 2007/08/11 THE STREET SLIDES/THE LIVE!〜HEAVEN AND HELL〜
- 2007/07/17 THE STREET SLIDERS/NASTY CHILDREN
- 2007/07/15 THE STREET SLIDERS/天使たち
- 2007/07/14 THE STREET SLIDERS/SLEEP WALKERS(夢遊病)
- 2007/01/07 THE STREET SLIDERS/JAG OUT
- 2007/01/06 THE STREET SLIDERS/SLIDER JOINT
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マストアイテム。86年、新宿都有3号地でのライブ映像。時期的にも名盤「天使たち」完成後ということもあって、ノリにノッタ彼らがここに居る。
演奏、構成、サウンド、ヴィジュアル、パフォーマンスから、ハリーのピックの持ち方まで。正に非の打ちどころがなく、きっと、如何に"完全無欠"であったかを目の当たりにできるに違いない。使用している機材、曲によってチェンジするハリー、蘭丸のギターの数々が拝めることが更に嬉しい点だ。
その佇まいは、王者の風格が漂い、刺々しくも取っ付き易い印象を受け、彼らを知りたければこの映像作品から入るのがベストだ(これで分からなければ、性に合わないのだ)。
オープニングの、「すれちがい」。彼らは、この"つかみ"が絶品である。いきなり踊らせようなんてしない。スローなナンバーをオープニングに持ってくることが多かったのも彼らの特徴である。2度目の武道館では、新曲(当時発売前であった「道」)がオープニングナンバーであったのだから、その辺の拘りは折り紙付きだ。
1stから5thまで満遍なく選曲されていて、どれもライブで真価を発揮している楽曲ばかりであるし、「Blow The Night」、「Baby I'm Really Down」など、ライブで演奏されることで成長し、レコードとは全く別の解釈が生まれる曲もある。若干ハリーのギターが重すぎると感じるが、それを帳消しにする蘭丸のギターサウンドが素晴らしく良い。ワウペダル、スライドギター、アドリブの効いたソロなど、蘭丸の見せ場も多く、絡み合うツインギター、唸るグルーブ、ライブならではの彼らの熱量に圧倒され、自然と身体が動き出すのだ。
演り手と聴き手の"崖っぷち"の緊張感。
これこそスライダースである。
01. すれちがい
02. のら犬にさえなれない
03. マスターベイション
04. Blow The Night!
05. Baby,I’m Really Down
06. TIME IS EVERYTHING TO ME
07. Back To Back
08. So Heavy
09. TOKYO JUNK
10. Party Is Over
11. SLIDER
2007.08.12 ▲
THE STREET SLIDESTHE LIVE!〜HEAVEN AND HELL〜
「どーも今晩は、ストリート・スライダースです」
スライダースと言えば、このMC。この無骨さが魅力である。
(後の、「イってますか〜」はご愛嬌?)
彼らのライブは、踊るもよし、座るもよし、お好きにどうぞ、というスタンスである。このバンドが常に素晴らしかった要因の一つに、彼らがそうであったように彼らの音楽に触れた我々も"何ものにも媚びない姿勢"を貫こうとしたことが挙げられるのではないだろうか。それだけ別格であったわけだが、ミーハー的に好きになれない空気は確かにあり、多くのコアなファンや耳の肥えたリスナー、彼らを引き立たせ、孤高の存在へと押し上げた立役者である。
さて肝心の中身だが、87年、初の武道館ライブを音源化したものである。ホーンセクションを取り入れるなどでかい箱を意識したサウンドの作りで厚みは増したが、4人は実にシンプルであり、どの曲もオーソドックスなアレンジである。あくまでも生身のスライダース、タイトルが示す、ライブへの強い想いが感じられる作品である。
(「Dancin' Doll」こそ、ハリーのベスト・ギターソロだ!)
01. TOKYO JUNK
02. カメレオン
03. あんたがいないよる
04. 天国列車
05. Dancin' Doll
06. Let's go down the street
07. Boys Jump The Midnight
08. Angel Duster
09. So Heavy
10. Blow The Night!
2007.08.11 ▲
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(異論を承知で)これは最強ロックバンドの終着点であり
ジャパニーズ・ロックの最高峰である
昔ハリーはこう言ったことがある
「ロックンロールは完結しないもの」
だが、"これ以上のものが生まれるとは考え難い"
これは、エンディングの「Don't Wait Too Long」を聴き終えた際の素直な印象だった(余談だが、この感覚はミッシェルガン・エレファント「赤毛のケリー」を聴いた際にも感じた)。
この作品の後、しばらく活動停止。復活し2枚のオリジナルを出すが、そこにあったものはこれ以上のものではなかったと思う。
「天使たち」以降のスライダースとは。
「何かを足していくより、身を削る方がずっと難しい」-by 蘭丸
彼らはその後も、この作業を続けたが、つまりこの作業による到達点がこの作品だと感じたのだ。
ハリーの「You Gotta Move」も悪くない。
ただもう・・どれ位求められているものなのだろうか、と疑問は残る。
「Love You Darlin'」然り、ここでのハリーのやさしさって何だろうか。
人がやる音楽。その意味で究極であったのか。
完結しないはずの彼らへの思いは、ここで終わりを告げた。
01. Come Out On The Run
02. Cancel
03. It's All Right Baby
04. Freinds
05. love You Darlin'
06. The Longest Night
07. Rock'n' Roll Sister
08. 安物ワイン
09. パノラマ
10. Don't Wait Too Long
2007.07.17 ▲
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人気、セールスを伴った一つの頂点
"オリコン初登場2位"
"初の武道館公演"
"ブラウン管の中の彼等"
どれも"らしくない"と思われた節はあったが
それでも、黙って、座って、じっと見ていたファンは案外多い
「Boys Jump The Midnight」=「If You Can't Rock Me」
「Back To Back」は、T.REXが好きだというハリーならでは
"天使"という言葉が
いつの間にか不釣合いではなくなっていた彼ら
ホップ「Jag Out」
ステップ「夢遊病」
正しくこの「天使たち」で少年達はジャンプしたのだ
01. Boys Jump The Midnight
02. Special Women
03. Back To Back
04. 蜃気楼
05. VELVET SKY
06. Angel Duster
07. Bun Bun 08. Lay down the city
09. Shake My Head
10. Up & Down Baby
11. No Down
12. Party is Over
13. 嵐のあと
2007.07.15 ▲
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通算4枚目。初の海外(ロンドン)レコーディング。
"メンバーがバーガーショップに行った際、彼らの風貌に驚いた店員がホールドアップした"、というエピソードはあまりにも有名だが、個人的には最高傑作と疑わない「Jag Out」と、彼らを一般リスナーに知らしめた名盤「天使たち」の狭間でインパクトに欠け、ライブの"定番"といわれる楽曲も少ない。だが「7th Ave.Rock」の乾いた空気感で味わった衝動は今も忘れる事はなく、思い出深い作品である。
イギリスの電圧は日本よりも高く、本来はもっとダイレクトなサウンドを目指したのではないか。それはラストを飾る名曲「Tsumuji-Kaze」のイントロにその輪郭がうかがい知れるが、全体としては上手く纏められてしまった感がなくもない。それでも、彼らの危うさや中毒性のある音楽性は、"サイケデリック"とも言うべきイメージによって統一感を持ち、ハリー独特の日本語の使い方や、言葉の響きと絶妙にマッチしていると言えるだろう。
しかしながら、インパクトに欠けるというのは、ある意味ハリーの毒が失われた(緩和された)・・と思うことからきているのかも知れない。後にハリーが語った、所謂"パンクロック的"な如何わしい客は消えていったということからもそれは明白だが、ハリーの強固なオープンコードを格とするシンプル且つダイナミックなスタイルは本作でも変わっていないし、陰のハリーに対する陽の存在、土屋公平の存在が色濃く、大きくなっていくのが分かる作品でもあると言えるのではないだろうか(「天国列車」という土屋公平"唯一"の名作もこの作品で生まれている)。
彼らは4人の個性のぶつかり合いが一つの醍醐味であったが、更なるスケールアップを計ることができたという点でも重要な作品と言っていいだろう。それは「天使たち」の完成で実を結ぶこととなる。
01. Baby,I'm Really Down
02. パラダイス
03. 7th Ave.Rock
04. TIME IS EVERYTHING TO ME
05. NEW DANCE 06. 今はこれでいいさ
07. Let's go down the street
08. I DON'T KNOW
09. 天国列車
10. tsumuji-kaze
2007.07.14 ▲
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日本最強R&Rバンドの3枚目。何をもって最強とするかは別れるところだろうが、このバンドほど独特のスタイルが認知され、人気、セールスを伴ったバンドはいないのではないか。一部で受け、売れないけどカッコイイのレベルではない。売れて尚カッコイイバンドであったのだ。
アルバム全体に流れるライブ感。おそらく一発録りだったとは思うが、ライブでこそ真価を発揮していた彼等ならではである。ストーンズの「Beggars Banquet」が「キースのアルバム」といわれるように、個人的にはこのアルバムを「ハリーのアルバム」と位置付けている。理由としてはほぼ全曲で掻き鳴らされているハリーのオープンコードを使ったギターがこのアルバムのキーではないかと考えているからである。以前から多様しているが、オープンコード特有の"鳴り"を意識した曲作りは、「Tokyo Junk」や「カメレオン」、「Pace Maker」、「Easy Come、Easy Go」など多くの名曲を生みだしたと思われ、そのスタイルを不動のものとしたのではないだろうか。更にそれらが、"ミディアムテンポのロックン・ロール"であることは彼等を唯一無二の存在にしているのだ。
そして、何と言ってもラストを飾る「チャンドラー」は凄まじいの一言。この曲で彼等の腰に来るグルーブが最大になり曲のエンディングでは正に音が唸る。"レコードが唸る"、こんな体験はこれ以前もこれ以降もない。是非ボリュームを上げて聞いて欲しい。
01. Tokyo Junk
02. No More Trouble
03. カメレオン
04. Out Door Men
05. Pace Maker
06. Feel So Down
07. Easy Come,Easy Go
08. All Need Is Cash
09. One Day
10. チャンドラー
2007.01.07 ▲

THE STREET SLIDERS/SLIDER JOINT
「タイクツってやつに、ケリいれて」
このキャッチコピーから始まった彼等の伝説。今思えば、この微妙なキャッチコピーが当時の日本語ロックの土壌を物語っているかのようであり、彼等をどう表現したら良いか分らないというのが本当だったのかも知れない。ベタに「日本のストーンズ」。そう言うのが精一杯だったようだが、まだマシな方であった。
ストリート・スライダース。聴いたもの観たものを有無を言わせず唸らせてしまう圧倒的存在感。彼等をいいと思う理由など必要なく「(何となく)いいよね」それで十分だった。
それでもハリー曰く「まったく売れなかった」このデビュー作(タイトルの意味は"スライドさせて結合する"…正にあの行為を差す)。日本人離れしたハリーのヴォーカルスタイルは到底万人受けするようなものではなかったが、「何かとてつもない事が起きている」と予感させるに十分であった。
純然たる日本語R&Rバンドの命運はこの4人を選び、この4人でしか成し得ない世界を作り上げた。「この4人でなければならない」、それがロックンロールの命だ。
01. Blow The Night
02. Downtown Sally
03. あんたがいない夜
04. Jumpin' Shoes
05. すれちがい
06. サテン・ドール
07. マスターベイション
08. のら犬にさえなれない
09. 酔いどれDancer
10. Let It Roll
2007.01.06 ▲
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