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fgfgfgfg.gifTHE BAND ON THE ROOF
SHADY DOLLS

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1988年、3枚目。"ロックが好きで演奏したいだけ"。そんなロック馬鹿が5人集まったら・・おそらくこんなバンドになる。一言でシェイディ・ドールズとはそんなバンドだった。失礼な言い方だが、大きな成功がなかったのは必然で、良い意味でアマチュアリズムの見え隠れが魅力的であったのだ。
それでありながら、泥臭く骨太なサウンドを実現できたのは、考え抜かれ、選び抜かれたバンドアンサンブルと、ソングライター兼ギタリスト塚本の天才的なリズム感ではなかったか。彼が生み出すファンキーなノリ、切れ味鋭いギターワークは、ただのスト-ンズ好きに留まることないオリジナリティを生んでいた。

エネルギッシュであった前2作と比べ、大人びた雰囲気を持つこの作品は、音が良く、輪郭がハッキリしたことで、彼らの良さが十二分に伝わってくる。日本人でありながらの"黒っぽさ"も彼らの特徴で、T2「奴隷」はその賜物だろう。チープなイントロに始まり、絡まるツインギター、地を這い唸るベースとタイトなドラム。弦を弾く音が聴こえるほど臨場感たっぷりの、天才・塚本の冴えるギターソロ。思わず身震いしてしまうこと請け合いであり、全10曲、楽曲の良さは勿論だが、アコースティックの切ない響き、十八番のスライドギター、レゲエやファンクなど多様な音楽性は、懐の深さを見せつけ、飽きのこない作品でもあるのだ。

そして一癖、いや、二癖ある、酔いどれ詩人・大矢郁史。
横文字を好まず、日本語に拘り、不器用であるが実直な男の生き様や哲学を歌った歌詞。一つ一つの言葉を、抑えきれない切実な感情を、搾り出し、吐き捨てるヴォーカルスタイル。トレードマークの甘く切ないしわがれ声は、豊かな表現力と感情移入によって大きなヴァイブレーションを生み、圧倒されつつも聴く者を掴んで離さない。この吸引力こそカリスマと呼ぶに相応しく、一見街のチンピラにも見えそうな風貌や、ツンツン立った髪からも、SIONを彷彿とさせるという方もいるだろう。

この後、名曲「1人ぼっちの吉祥寺駅前」や、最高傑作と名高い「Rough Diamond」をリリース。更に広がったサウンド、ポップに磨きがかかり聴きやすいとは思うが、王道過ぎる印象を受ける。本作こそ彼らだと感じてならないが如何であろうか。

しかし…、シミジミ思う。
「いいバンドだな」と。

01. 虫かごの街
02. 奴隷
03. ブラック・レイン
04. シャイン・ライト・オン・ミー
05. キライになれないキラわれ者
06. でくのぼう
07. ゼンマイじかけ
8. そんな格好いいもんじゃない
09. 屋根の上のギター弾き
10. 好きと云わせたい
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2007.07.30 
LESSON 1LESSON 1
レッド・ウォーリアーズ

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"SEX、DRUG、R&R"
このド派手なキャッチコピーを引っさげ、レベッカの首謀者として既にプロとして活動していたシャケ(木暮武彦)が、"ポップよりもロックだ!"と決意表明したのはもう20年も前になる。ゴージャスでワイルド、下世話ながらロマンティック。意図したロック・スター像を、見事なまでに演じるふてぶてしさ。否定はしないが、この能天気さこそ80年代の象徴であり大きな産物で、同時期アメリカでは、エアロスミス・リバイバルなどがあり、70年代ロックバンドが見直されていた時期でもある。スティーブン・タイラーを真似たグラマラスなバンドが多く存在した中で、ここ日本の代表的な存在であった。

このシャケというミュージシャン、中々の曲者だ。そもそも"ロックは古い"との思いが"レベッカ"だったはずだ。このレッズでも、"ロックはアメリカ"と「Casino Drive」、「King's」を、"やっぱブリティッシュかもな"と「Swingi' Daze」、挙句の果てが"日本でプロ、アメリカでアマチュアとして活動する"であった。結局解散の道を辿るが、その後単身アメリカへ飛び"Casino Drive"なるハードロックバンドを立ち上げることになるなど、手を変え品を変えては己の道を突き進んだ人である。そんな七変化を遂げた人であるが、詰まり何をやってもセンスがいいという人で、天才である。このバンドの世界観や言動にはまるで興味はないが、音楽性は優れていたと認めざるを得ないのだ。

この1stは、己のロック感がストレート出ている作品で、単純に曲が良く、キャッチ-なメロディが満載。シャケのサムピックを使った独特なカッティングは決して真似できない境地にあり、シングルコイルのギターサウンドが五感を刺激的に擽る。リバーブ効果により退廃的なムードを醸しだし、生生しくエネルギッシュ、スケールの大きさを感じさせるロックン・ロールを展開している。
そして、ダイアモンド・ユカイこと、田所豊。おそらくいい奴だが、強烈な個性というよりは、天才シャケの気まぐれに感化され、振り回されながらも、ミーハーで破廉恥なロックスターという"キャラ"を演じきったパフォーマーである。今となっては懐古趣味以外の何ものでもないのだが、この1st作品を薦める理由。それは"唯一、ユカイがカッコイイ作品"であるからに他ならない。野太く荒々しい彼のシャウトは、正に"ロケンロー"。"シャケの僕"に成り下がる前のユカイをご堪能あれ。

(余談だが、このユカイとだぶる元XのTOSHI。彼も天才YOSHIKIに"してやられた"口だと思う)。

01. Shock Me
02. Outsider
03. Blue Boys Blues
04. Black Jack Woman
05. Bad Luck Boogie
06. Birthday Song
07. Wild Cherry
08. Abazure
09. Guerilla

2007.07.29 
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椎名林檎×斎藤ネコ コマエノオーケストラ ノラネコオーケストラ

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こんな林檎を待っていた。2007年、映画「さくらん」のサントラとして自らの作品を大胆にリメイク。縦横無尽のバンドサウンドで度肝を抜いた東京事変とはまた違い、メローでムーディーなサウンドを、オーケストラ仕立てで聴かせてくれる本作。椎名と同じくマルチな音楽性を持つ、斎藤ネコとの相性もあるのだろう。安心感、ともすれば懐かしさすらある表情豊かな歌声が、ジャズやクラッシックの要素を強く含んだスタンダード性を持つ楽曲を華やかに彩っており、どっぷり浸るのもいいがBGMとしても最適な一枚。ワイン片手に、至福の一時を過す…ってのもアリかも。

01. ギャンブル
02. 茎
03. 錯乱
04. ハツコイ娼女
05. パパイヤマンゴー
06. 意識
07. 浴室
08. 迷彩
09. ポルターガイスト
10. カリソメ乙女(TAMEIKESANNOH ver)
11. 花魁
12. 夢のあと
13. この世の限り

2007.07.28 
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東京事変

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噛めば噛むほどその正体を見せてくれた、2006年、東京事変第2弾。
ジャズありボサノバありのレンジの広い音楽性は、タイトルが示すアダルトな、どこか"優しい"大人のそれを具現化しており、彼女が言わんとしていることが今もって何なのかわからないが、理解しがたい、聴き取り難いことで五感が素直に反応する。
クオリティで言えば、もはや無敵。ポピュラーミュージックになくてはならない一つのジャンル。
よりスタンダード、より平均的な存在になることを願うばかりだ。

01. 秘密
02. 喧嘩上等
03. 化粧直し
04. スーパースター
05. 修羅場 adult ver.
06. 雪国
07. 歌舞伎
08. ブラックアウト
09. 黄昏泣き
10. 透明人間
11. 手紙

2007.07.27 
An End Has a StartAn End Has a Start
Editors

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優れた歌い手と優れた楽曲。それがギターバンドなら尚好し。単純なことだが、そんな音楽はいつだって稀だ。ここ一年好んで聴いた音楽といえば、このエディターズのデビュー作「バック・ルーム」だった。地味とも言えるが、妙に落ち着いた雰囲気に大物の予感を感じさせていた彼ら。主義主張だけでない"曲の書ける"バンドは少ないし、聴き慣れないUK出身において私を揺さぶったのはコールドプレイ以来だと思う。

待望の新作は、そのコールドプレイを彷彿とさせる美しいピアノの旋律。臨場感に拍車がかかり、より前面に押出されたギターが壮大な世界観を作り上げ、その実力を如何なく発揮。低音響くエモ-ショナルな歌声に包み込まれ、突如として現れるメランコリック・ギターと共に感情の渦中へ。秀逸なメロディ、センスが光る曲構成。"死"をテーマにしていても、サウンドは"生"であり"愛"だ。彼らの鼓動がハイハットと重なり合う「The Racing Rats」は応援歌のようであるし、ヴォーカルと鍵盤のハーモニーが美しい「Well Worn Hand」は、エディターズ版賛美歌だ。
私が求めているキャッチ-さも、「ミューニック」以上もここにはないが、全編に渡り母体のような暖かさがある。シリアスな面持ちの中に見える彼らの揺ぎない想い。別に病んじゃいないが、救われた気分になるのはその性だろう。

01. Smokers Outside The Hospital Doors
02. An End Has A Start
03. The Weight of The World
04. Bones
05. When Anger Shows
06. The Racing Rats
07. Push Your Head Towards The Air
08. Escape The Nest
9. Spiders
10. Well Word Hand

2007.07.24 
リベルタドリベルタド
ヴェルヴェット・リヴォルヴァー

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いやはや、何とも軽いフットワークではないか。後に残る爽快感。
"キャラの立つ"、兵五人衆のエネルギーが疾走する、ヴェルヴェット・リヴォルバー第二弾。

ドロドロ、もしくはゴリゴリのハードロックを想定していたからか、いい意味で裏切られた。スラッシュの歪み加減、マットの跳ね具合が絶妙なバンドサウンド、じっくり作り込まれたと思われるバラエティーに富んだ楽曲、ツアーなどで培われた5人の一体感とバランス感覚。どこを切っても彼らの流儀を感じさせ、逆行することなどない、これが今を生きるVR流ロックン・ロールなのだと実感した。

この面子である奇跡はある。後は曲だ。これだ!という絶対的な曲が欲しい。ガンズ+STPとは大きな遺産なのだ。それが故、彼らの"ロールし続ける"という命題は残っており、これも一つの通過点に過ぎないと感じさせてくれたことは大きい。VRの真価はまだ問われていない。存在だけでなく偉大な作品を残して欲しいと願っている。

01. Let It Roll
02. She Mine
03. Get out the Door
04. She Builds Quick Machines
05. Last Fight
06. Pills, Demons & Etc.
07. American Man
08. Mary Mary
09. Just Sixteen
10. Can't Get It out of My Head
11. For a Brother
12. Spay
13. Gravedancer
14. Gas & A Dollar Laugh

2007.07.22 
a10.gifNASTY CHILDREN
The Street Sliders

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(異論を承知で)これは最強ロックバンドの終着点であり
ジャパニーズ・ロックの最高峰である

昔ハリーはこう言ったことがある
「ロックンロールは完結しないもの」

だが、"これ以上のものが生まれるとは考え難い"

これは、エンディングの「Don't Wait Too Long」を聴き終えた際の素直な印象だった(余談だが、この感覚はミッシェルガン・エレファント「赤毛のケリー」を聴いた際にも感じた)。
この作品の後、しばらく活動停止。復活し2枚のオリジナルを出すが、そこにあったものはこれ以上のものではなかったと思う。

「天使たち」以降のスライダースとは。
「何かを足していくより、身を削る方がずっと難しい」-by 蘭丸

ハリーの「You Gotta Move」も悪くない。
ただもう・・どれ位求められているものなのだろうか、と疑問は残った。

完結しないはずの彼らへの思いは、ここで終わりを告げた。

01. Come Out On The Run
02. Cancel
03. It's All Right Baby
04. Freinds
05. love You Darlin'
06. The Longest Night
07. Rock'n' Roll Sister
08. 安物ワイン
09. パノラマ
10. Don't Wait Too Long

2007.07.17 
天使たち天使たち
THE STREET SLIDERS

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人気、セールスを伴った一つの頂点

"オリコン初登場2位"
"初の武道館公演"
"ブラウン管の中の彼等"

どれも"らしくない"と思われた節はあったが
それでも、黙って、座って、じっと見ていたファンは案外多い

「Boys Jump The Midnight」=「If You Can't Rock Me」
「Back To Back」は、T.REXが好きだというハリーならでは

"天使"という言葉が
いつの間にか不釣合いではなくなっていた彼ら

ホップ「Jag Out」
ステップ「夢遊病」
正しくこの「天使たち」で少年達はジャンプしたのだ

01. Boys Jump The Midnight
02. Special Women
03. Back To Back
04. 蜃気楼
05. VELVET SKY
06. Angel Duster
07. Bun Bun 08. Lay down the city
09. Shake My Head
10. Up & Down Baby
11. No Down
12. Party is Over
13. 嵐のあと

2007.07.15 
a04.gif夢遊病
ストリート・スライダーズ

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通算4枚目。初の海外(ロンドン)レコーディング。
"メンバーがバーガーショップに行った際、彼らの風貌に驚いた店員がホールドアップした"、というエピソードはあまりにも有名だが、個人的には最高傑作と疑わない「Jag Out」と、彼らを一般リスナーに知らしめた名盤「天使たち」の狭間でインパクトに欠け、ライブの"定番"といわれる楽曲も少ない。だが「7th Ave.Rock」の乾いた空気で味わった衝動は今も忘れる事はなく、思い出深い作品である。

ハリーのギターを格とするシンプル且つダイナミックなスタイルは変わらずだが、陰のハリーに対し、陽の土屋公平の存在が色濃くなっており、更なるスケールアップを計ることができたという点でも重要な作品だろう。

01. Baby,I'm Really Down
02. パラダイス
03. 7th Ave.Rock
04. TIME IS EVERYTHING TO ME
05. NEW DANCE 06. 今はこれでいいさ
07. Let's go down the street
08. I DON'T KNOW
09. 天国列車
10. tsumuji-kaze

2007.07.14 
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