上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- 
EW2.gif

The Easy Walkers/Iguana Pistol

95年、2nd。ギミック無しのロックンロールを存分に発揮した作品ではあるが、通して聴くと彼等には特別な拘り等はないのか?と思わせる節がある。それは主義主張がない、というものではなく、単純に良いもの、カッコよいもののレンジが広いという印象を受けるのだ。強烈なRYUの個性は、楽曲が持つイメージに統一感を持たせている事に間違いはないが、それは一種の魔法が作用しているとも言えるだろう。彼等は音楽の持つ根本を突詰める為、より人間的であろうとしているのだ。

サウンドは、1stと比べても音の良さが際立っている。特に2本のギターは、それぞれが程よい自己主張をし存在をアピールしている。異なる音色、一つとして同じフレーズを弾いていない事からも、R&Rの醍醐味を十分に伝えるものであるだろう。そしてオープニングの「Darling In My Underground」。この曲を聴けば彼等が如何に独創性を持ち優れているかが分る。バンドサウンドが渦を巻くミディアムテンポのR&Rであり、こんな曲をオープニングに持ってこれる余裕さえ感じる。その他、彼等の世界観にどっぷり浸かれること請け合いの楽曲ばかりであり、中でもエンディングを飾る「老いた兵士」は我々日本人の心に染みるような壮大なバラードである。幻想的でエモーショナルな歌声、身を切られるような想いが、タイトルの通り老人の物語としてドラマティックに展開していく。これを歌謡曲と言ってしまえば終わりだが、彼等をカテゴライズするのはどうか?と感じさせる名曲である。

そして曲名を見ると、前作は「ハイビスカス・ガール」、「花の咲く場所」、本作は「はなざくろ」。RYUの書く歌は花をモチーフにしているものが多い。花の持つイメージやその宿命だろうか。センスの賜物である、ロマンティックなテイストと重複するバンドサウンド。そんな儚くも切ない彼等は、美しい。

01. Darling In My Underground
02. マリオネットの道化師
03. Like A Gamble
04. Holy Mountain Top
05. はなざくろ
06. 夜の住人の詩
07. Ding-Dong-Down
08. 30days
09. Alchole Mama
10. 老いた兵士
関連記事

2007.03.10 


Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。