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Faster Pussycat

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87年デビュー作。同時期のガンズ、ジェットボーイと並び、"3大LAグラム・バンド"などと言われていた彼等。自ら"Cathouse"というクラブを経営。そこから火がつきデビューにこぎつけた訳だが、ライブバンドらしからぬ、演奏の下手さ加減も何のその、シンプルなサウンドとキャッチーなメロディで我々リスナーを楽しませてくれた。ロックンロールであってもスキルは必要だが、それ以上に必要なものを多く感じさせたバンドでもある。比較はナンセンスだが、ガンズはストリートの感覚を前面に打ち出すだけの、十分なスキルがあったと言えるだろう。

金髪のヴォーカル、"テイミー・ダウン"。そして中性的な顔立ちが魅力の、"ブレント・マスカット(g)"。二人のパッケージは、単純に画になるものであった。この画になる二人のスキルが一番問題ではあったが(笑)、カッコ良ければいい、というものでは決してなかったと思う。バンド名から来る"エロティックヴァイオレンス"とも言うべき(?)イメージは、当然二人から来ていたものだが、本物の悪ではなく、"悪ぶった悪"を上手く演じていたと感じる。

後にバックヤード・ベイビーズがカバーする事となる「Babylon」は、ストレートなロックンロールが満載のこの作品において、サンプリングに始まり、彼等のラップが聴ける曲だ。これが彼等のキャラクターを決定付ける楽曲にもなり、後の彼等の方向性に影響があったと感じる。当然ライブなどでも受けが良く、それまで奇抜なグラムファッションで決めていたメンバーが、この曲になるとダボダボの短パン、帽子にサングラスと、突如ラッパーファッションに変え演奏していたのだ。しかしそれが許せされる、親しみやすいキャラがあり、多くのキャッチーな楽曲を生み出したのだろう。

しかしこの1stに限って言えば、右も左も分らぬままノリだけでレコーディングしてしまったというのが、正直なところではなかったか。決してお手軽なロックンロールではなかったが、まだその才能を開花させてはいない。アメリカでは、まずスキルがなければ受け入れられないのだろうが、話題性もあり、どことなく人の良さも手伝って、ここ日本やヨーロッパでの受けが良かったようだ。特に日本では"猫ちゃん"の相性で親しまれていた。良くも悪くもB級であり、何となく"応援したくなる"バンドであった。

01. Don't Change That Song
02. Bathroom Wall
03. No Room for Emotion
04. Cathouse
05. Babylon
06. Smash Alley
07. Shooting You Down
08. City Has No Heart
09. Ship Rolls In
10. Bottle in Front of Me
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2007.05.04 


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