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ストーンズの血を受け継いだ、ロックン・ロール・バンドの4枚目。このアルバムを彼らの最高傑作に挙げる人は多いと思う。ストーンズの物真似バンドという評価があり、奇しくもボーカリストの唇まで似てしまった彼等。しかし今では彼等は真似されるバンド、オリジナルなバンドとして存在している。オリジナルになった決定的なアルバム、それがこの「Rocks」だと思っている。
全曲に渡って彼等のブルースが聴こえる。その最たるものが「Back In The Saddle」。彼等の代表曲の中の代表曲であるが、この彼等の"ブルース"、そのフィーリングは、浮き沈みがあるものの「Pump」まで続いている気がする。
まず曲が良い。「Back In The Saddle」のリフは彼等以外考え付かない。アルバムとして統一感もあり一気に全曲聴ける。「Back In The Saddle」の重く暗いリズムがこのアルバムを支配している。エアロの醍醐味はスティーヴン・タイラーのビート感にあると思っているが、彼のビートを余すことなく感じられる「Back In The Saddle」を聴く事が出来るのなら、深みにはまること間違いない。特に曲のエンディングは圧巻。現在ではこのダークさは無くなったが、スティーヴンは同じリズム(ビート)を刻んでいる。
余談ながら昨年、彼等のブルース・カバー・アルバム「Honkin' On Bobo」が発表された。賛否両論あるだろうが、今のエアロに原点回帰は不要、颯爽とロックン・ロール・チューンを奏でて欲しい!そう願っている私には何故今更?である。ファンサービスなのかは分らないが、特に「You Gotta Move」、あの曲はポップ・ソングにしか聴こえない。彼等のブルースへのアプローチはあれなのか?(過去にドアーズの「Love Me Two Times」もカバーした事があるがあれも悲惨だった)。これはビッグ・バンドとなった今のエアロならではなのかもしれない、しかし彼等のブルースへのアプローチを知るのなら「Rocks」を聴くべきだと思う。
01. Back in the saddle
02. Last child
03. Rats in the cellar
04. Combination
05. Sick as a dog
06. Nobody's fault
07. Get the lead out
08. Lick and a promise
09. Home tonight
2007.01.30 ▲
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