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ANDY McCOY/TOO MUCH AIN'T ENOUGH
一押しをご紹介。89年作品、1stソロ、歴史的名盤。正直言うと、ハノイ・ロックスにほとんど魅力を感じなかった時期があり、「Taxi Driver?ただの3コード・ロックじゃん?」。そんな私が「あふれんばかりの才能、センスの固まりみたいな人」とこの作品を聴いて、評価が一変することになる。
女性コーラスを全面的に取り上げ、ホーンあり、デュエット曲あり、曲調も実に様々で、彼のマルチな才能を存分に発揮。元々キャッチーなメロディを好む人で、思わず口ずさむ様なメロディが満載。決して上手くはないけれど、歌い手としての彼の魅力、言葉に出来ないが、ロックン・ロールと言う他ない彼の声。彼でなければ、よりポップに聴こえそうだ。
この人の旨味って、チープさとゴージャスさの同居か(?)。ポップが炸裂する、キャッチーなサビと、いまいち迫力のない、ホーンセクション。それはそれで、時代とは逆行しているアレンジが妙で、どこか懐かしさをも感じさせ、有無を言わせぬロックン・ロールも好きだけど、「こんなのも好きだぜ」と言っている気がしてならない。それに、こんな曲はどこへ行っても出来なかったろう。それだけに、パーソナルが際立っている。
ハノイが、如何に彼のセンスで成り立っていたかを、示すには十分過ぎる作品。もう売ってないだろうけど、機会があれば是非!
01. I Will Follow
02. Tell Me a Story
03. Talking 'Bout a Feeling
04. Knee Deep in Sky High
05. Too Far Gone
06. Too Much Ain't Enough
07. Spanish Harlem
08. My Mistake
09. Heart on the Matter
10. Make Believe
2007.01.02 ▲
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